2007年07月26日 20時00分
ベッカム、米サッカー中継で過去最高の視聴率
デビッド・ベッカムは、これまで人気の乏しかったといわれるアメリカのサッカー界に、空前のブームを巻き起こしそうである。
米雑誌スターマガジンによれば、先週土曜日に行われた、ロサンジェルス・ギャラクシーとイギリスのチェルシーとのオープン戦で、ESPN局にて、プロのサッカー中継としては過去最高の視聴率を記録したという。
ESPN局はスペイン語で放送されているスポーツチャンネルで、主にサッカーが比較的人気の南米諸国からの移民が視聴者である。ベッカムは足首の故障のために最初の16分しか試合に参加しなかったものの、120万人がテレビをつけ彼のアメリカでの初の試合を見守った。
しかし、火曜日に行われたベッカムの所属するロサンジェルス・ギャラクシーのトーナメント試合では、事前にベッカムの欠場を知ったのか、サッカー場の観客席は半分を超える程度の集客で、記者たちも押さえ気味だったという。
今回の試合はベッカム抜きで勝利したものの、サッカー・ブームはベッカム抜きではありえないと言っても過言ではない。(たさいちやこ)