2008年12月12日 10時00分

“包帯パンツ”に甲冑デザイン登場 信長ら8人の武将がモチーフ

『甲冑パンツ』武田信玄モデル  [拡大する]

『甲冑パンツ』武田信玄モデル 

■その他の写真はこちら

 織田信長、伊達政宗などの甲冑や兜をイメージした男性用下着『甲冑パンツ』が、13日(土)に発売される。同商品を手がけるのはこの夏約3万枚のヒットとなった“包帯パンツ”を製造するアパレル会社のログイン。発売前にもかかわらず注目を集めていた同商品は、包帯パンツ同様の素材を使用。通気性の良さとデザイン性の高さが特長となっている。

 「2004年頃、雑誌で “森蘭丸の具足”と言われていた甲冑を見て、それがヒントになった」という同商品は、“包帯パンツ”の大ヒットを受け、満を持して製品化された。通気性のある素材ゆえに「普通にプリントすると裏に染みてしまう」という問題もあったが「世界屈指のプリント技術を持つ会社にお願いをしているので、どのデザインもきれいに表現できている」(同社)と自信をのぞかせる。

 地位や知名度、時代背景より「甲冑のかっこよさ」を重視した今回のセレクトは、井伊直政、織田信長、真田昌幸、武田信玄、徳川家康、伊達政宗、豊臣秀吉、森蘭丸ら8名。真田家の旗印に用いられた“六連銭(通称・六文銭)”や、“井伊の赤備”と言われた井伊家のカラー・赤色を取り入れているほか、タグにも旗印を取り入れるなど、細部にまでこだわったデザインになっている。

 “包帯パンツ”と呼ばれる同社のヒット商品『志道(しどう)』は、包帯生地をベースにした、通気性と伸縮性に優れた新素材「BLESS BANDAGE」を使用した下着。1枚3465円からと男性用下着の中では決して安くはないが、「フィット感があるのにムレにくい」と口コミで評判となり、ヒットにつながった。

 今回発売される『甲冑パンツ』も1枚9240円と高額の部類に入るが、前評判は上々だ。すでに一般ユーザーや百貨店、小売店などから問い合わせが来ているほか、別バージョンの依頼もあるという。「仕事やスポーツなどの“勝負時”に履いてほしい。また、女性が男性に贈るアイテムであってほしい」と、男性用下着の新しい価値に思いを込め、2009年1月末には第2弾の発売も企画している。

 同商品は、オンラインショップほか、伊勢丹新宿本店、三越日本橋本店、東急百貨店などで販売される。

甲冑パンツのHP


オリコン日本顧客満足度ランキングの調査方法について

当サイトで公開されている情報(文字、写真、イラスト、画像データ等)及びこれらの配置・編集および構造などについての著作権は株式会社oricon MEに帰属しております。これらの情報を権利者の許可なく無断転載・複製などの二次利用を行うことは固く禁じております。