2009年04月02日 16時00分

NPBが今季から『サヨナラ賞』を制定 “サヨナラ男”清原和博氏も感慨深げ

『スカパー! ドラマティック・サヨナラ賞』制定式に出席した清原和博氏  [拡大する]

『スカパー! ドラマティック・サヨナラ賞』制定式に出席した清原和博氏 

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 日本野球機構(NPB)、セントラル野球連盟、パシフィック野球連盟は2日(木)、スカパーJSAT協賛のもと、最もインパクトのある“サヨナラ打”を打った選手を表彰する『スカパー!ドラマティック・サヨナラ賞』を今シーズンより制定することを発表した。都内で行われた制定式には通算サヨナラ本塁打、サヨナラ安打歴代1位の記録を持つ元プロ野球選手の清原和博氏がゲスト出演「サヨナラは野球の1つの醍醐味」と“サヨナラ打”のエピソードなどを語り、印象的な現役時代を振り返った。

 今回、新たに制定されたNPB公認の同賞は、シーズン終了後にセ・パ両リーグから1名ずつ選出され、コミッショナーが認定。該当選手には記念品と賞金200万円が贈呈される。NPBセントラル野球連盟理事長の鈴木清明氏は「野球はよく筋書きのないドラマと言われる。一球一打で素晴らしい試合が成立するサヨナラは毎年70〜80試合展開されている」と話した。

 また、歴代1位の功績が称えられ、記念の盾を受け取った清原氏は「野球人生23年間、無冠に終わった。それでもサヨナラが日本一多いのは胸を張れる記録」と語り、「これでやっとタイトルが取れたなという実感がある」と喜びの表情を見せていた。

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