ヒット商品番付に“横綱”復活 HV車と『キリン フリー』が頂点に

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 SMBCコンサルティングは26日、2009年のヒット商品番付を発表した。昨年は景気後退で消費者に生活防衛意識が働き、ヒット商品が生まれず横綱不在となったが、今年は厳しい経済状況は依然続くものの、節約消費が拡大した末に生まれた新たな需要、政府の消費刺激策を期に火がついた市場があったことから横綱が復活。東の横綱に「ハイブリッド・カー(HV車)」、西の横綱に『キリン フリー』が選ばれたほか、エコポイント家電・1000円高速などの「官製特需」が異例の“張出横綱”として登場している。

 東の横綱「ハイブリッド・カー(HV車)」は、エコカー減税・補助金といった政府の消費刺激策のほか、環境性能の高さと予想を上回る低価格設定により人気が過熱。そんな横綱を支えたのが“張出横綱”の「官製特需」で、車のほか大型家電製品の購入者を増やし、週末の高速道路を活気づけた。『キリン フリー』は“世界初のアルコール0.00%”を実現し、「アルコールが飲めない場面や苦手な人でもビールを楽しむことができる新しいコンセプトが消費者に受け入れられた」(同社)ことから西の横綱に輝いた。

 大関には「新型インフルエンザ対策グッズ」、関脇には「Fit’s」、「ドラゴンクエストIX」、小結には『1Q84』、「国宝 阿修羅展」が選出された。その他、大きな話題と感動を呼んだ「原監督&WBC・日本シリーズ優勝」や、お台場に作られた全高18メートルの実物大ガンダムに当初予想の約3倍となる415万2000人を集めた「ガンダム30周年」も番付入り。また、低価格商品が売れる“節約の時代”に、企業のマーケティング努力によりヒットした「東大生ノート」、「ブローネ泡カラー」、「ブランド付録つき雑誌」なども前頭に入っている。

 2008年の“リーマン・ショック”に端を発した世界同時不況、年末年始の“年越し派遣村”など、景気の低迷が深刻化する中で迎えた2009年。同社は「消費者の生活防衛意識は一段と深まった」としつつも、消費者の選択に価値を認めた商品のみを購入するという“節約消費”の傾向が強まったと2009年のヒット商品傾向について分析する。また、2010年の動向について同社は「消費者の“節約消費”の傾向は強まり、それが“原点回帰”の現象を喚起すると思われる」と予測している。






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