「成人」の適正年齢、“18歳”がトップ 男女間に意識の差も

■男女別、成人年齢に関する調査結果


 1月11日は「成人の日」。今年も20歳を迎えた多くの新成人たちが新たな門出を祝う。そんななか昨年、法制審議会の『民法成年年齢部会』では、「成年年齢を18歳に引き下げるのが適当」とする最終報告書をまとめたことを発表した。諸外国でも“成人=18歳”としている国は多いが、責任感のある“大人”とは一体何歳からだと考えられているのか? ORICON STYLEでは“成人”をテーマに「何歳からが、責任のある“大人”だと思いますか?」というアンケートを実施。結果、【18歳】(36.0%)が全体の3割以上を占めトップとなり、2位に【20歳】(27.9%)が続いた。また、20歳未満が適切と挙げたのは男性・53.8%に対し女性・42.6%。“大人”に対する意識は男女間でも差があるようだ。

 まず、3人に1人の割合で支持された【18歳】には「自分は18歳から就職していたし、生活もできた。良し悪しも理解できていたと思う」(青森県/30代/女性)と、就職か進学など、自分で進路を決定する“高校卒業”は人生のなかで重大なターニングポイントと認識されているようだ。また「自覚を促すためにも、高校生を過ぎたら大人扱いしたほうが良い」(東京都/40代/男性)と、人生の先輩から少し手厳しい意見も挙がった。

 さらに“義務教育を終えたら”という視点から中学を卒業する【15歳】、そして高校入学の【16歳】とする人もおり、「アルバイトをしてお金を稼ぐことが可能。働くこと=責任を持つ事が必要」(北海道/20代/女性)と、精神面での成長を促す意見が多い。日本では古来より、11〜16歳にかけて“元服”と呼ばれる、男子が行う成人への通過儀礼が行われていたことも起因してか、「義務教育が終わった時点で社会的責任を学ぶべき」(大阪府/40代/男性)、「若い時分から設定し、考えていかなければ、理解出来る頃には体力も気力も落ちている。出来るだけ早い(年齢の)方が良い」(大阪府/30代/男性)など、男性の方がより若い年齢での成人を望んでいる傾向もみられた。

 そして現状維持の【20歳】とした人は「10代では適正な判断力がないような気がする」(愛知県/30代/女性)、「高校を卒業したばかりでは世間を知らなそう。しかし、20歳越えても子供というのは情けない」(広島県/20代/女性)と、18歳、19歳の2年間を“成人”に向けての準備期間と捉える考えがあるようだ。また「私が18歳ですが、まだまだ子供という部分が多いので」(神奈川県/10代/女性)と、自身の成長を客観視した上で“まだ子供”と位置づける声もあった。

 一方、【22歳】【25歳】と20歳以上を挙げる人も決して少なくは無い。さらに、もうひと世代上の【30歳】もしくはそれ以上を支持する声もあり、「この歳にならないと、落ち着いて物事を考えられないような気がする」(群馬県/30代/女性)、「30歳になり、今までを振り返ると、とても20代の自分が大人だったとは思えない」(東京都/30代/女性)と、自戒を含んだコメントも届いた。30代を節目に、やっと世間からも“一人前の大人”として認識されるといったところか。

 昨今、成人式の日に必ず報道される新成人たちの問題行動や、ニュースを見ていて思わず“いい歳をした大人が・・・”と閉口してしまう事件を目にすることは事実。20歳になれば自動的に“成人”してしまうが、新成人だけでなく、今一度“大人になった自分”を見つめ直すいい機会といえそうだ。

【調査概要】
調査時期:12月9日(水)〜12月11日
調査対象:合計1,000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代〜40代の男女、各125名)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査





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