直木賞受賞の佐々木氏と白石氏、共同会見で喜びコメント

直木賞を受賞し会見を行った佐々木譲氏(左)と白石一文氏 (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

直木賞を受賞し会見を行った佐々木譲氏(左)と白石一文氏 (C)ORICON DD inc. 

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 「第142回芥川賞・直木賞」が発表された14日、直木賞を受賞した佐々木譲氏と白石一文氏が受賞者発表共同記者会見に登場した。佐々木氏は「ワインを飲みながら待っていて、行きたい旅行の話をしていたら(選考のことを)忘れておりまして。そこに連絡がありました」と吉報を受けたときの様子について話し、白石氏は父である、故・白石一郎氏が8回目のノミネートで受賞したことに触れ「僕は2回目でこんなにヘトヘトになったのに、父は相当忍耐力があったと思いますね」とコメントした。

 1979年に作家デビューした佐々木氏は31年目にしての直木賞受賞。「30年も書いていればベテランといわれてもしょうがないのかな」と笑いながら、「受賞などは関係なしに書いてきましたので、あまり意識していないのですが、ただ、(受賞の)連絡を受けて1時間しか経っていないのでそう思うだけかもしれません」と受賞の喜びを語った。

 一方、白石氏は「父は小説家になることに反対していたんですよね。(受賞したことで)一安心してくれたと思います」と感慨深げ。また、過去に「直木賞なんて大嫌い」と発言していたことを報道陣に指摘されると苦笑いを浮かべ、「(考えが)変わらざるを得ないですよね」と答えて会場を笑いの渦に包んだ。

 今回の直木賞選考では4回の投票が実施されたという。夕方に東京・築地の新喜楽で開かれた選考委員会で、選考委員の宮城谷昌光氏は2作品受賞について「甲乙つけがたかった。まったくの同点でした」と語った。佐々木譲氏については「前回の『警官の血』が大変素晴らしく、読者もそう思ったはずですが前回は落ちまして(笑)。今回は、前回のものと複合して考えて良いのではないかという結論になりました。習熟度もある」と評価。白石一文氏については「現代人が、特に若い人が何を望んでいるかというのを踏まえている。高級な文体、高級な展開を使っている点も素晴らしかった」とコメントしていた。

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