第143回芥川賞・直木賞候補決まる 本屋大賞受賞の冲方丁氏もノミネート

本屋大賞受賞の冲方丁氏『天地明察』も、第143回直木賞候補に  [拡大する]

本屋大賞受賞の冲方丁氏『天地明察』も、第143回直木賞候補に 

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 日本文学振興会は2日、第143回芥川賞・直木賞(平成22年度上半期)の候補作を発表した。芥川賞候補に選ばれたのは今回で3回目の候補となる鹿島田真希氏、デビュー作が同賞の候補となった穂田川洋山氏ら6名。直木賞候補は、2010年本屋大賞を受賞した冲方丁(うぶかたとう)氏、今回で4回連続ノミネートとなった道尾秀介氏ら6名。選考会は15日午後5時より都内で行われ、同日に受賞者が発表される。

 昭和10年に制定された芥川賞と直木賞は、各新聞・雑誌に発表された作品の中から(直木賞は単行本も含む)、芥川賞では純文学短編作品、直木賞では短編および長編の大衆文芸作品の優秀作を無名、新進、中堅作家の中から選定。前回の第142回芥川賞・直木賞(平成21年度下半期・2010年1月14日発表)は、芥川賞が1999年上半期以来の“該当作なし”となり、直木賞は佐々木譲氏『廃墟に乞う』と白石一文氏『ほかならぬ人へ』が受賞している。

 なお、芥川賞の選考委員は池澤夏樹氏、石原慎太郎氏、小川洋子氏、川上弘美氏、黒井千次氏、高樹のぶ子氏、宮本輝氏、村上龍氏、山田詠美氏の9名。直木賞は五木寛之氏と平岩弓枝氏が前回の選考を最後に退任したほか今年4月に井上ひさし氏が死去したため、浅田次郎氏、阿刀田高氏、北方謙三氏、林真理子氏、宮城谷昌光氏、宮部みゆき氏、渡辺淳一氏の7名で務める。

 候補作品は以下のとおり。

●第143回芥川龍之介賞 候補作品
赤染晶子『乙女の密告』 新潮6月号
鹿島田真希『その暁のぬるさ』 すばる4月号
柴崎友香『ハルツームにわたしはいない』 新潮6月号
シリン・ネザマフィ『拍動』 文学界6月号
広小路尚祈『うちに帰ろう』 文学界4月号
穂田川洋山『自由高さH』 文学界6月号


●第143回直木三十五賞 候補作品
乾ルカ『あの日にかえりたい』 実業之日本社
冲方丁『天地明察』 角川書店
中島京子『小さいおうち』 文藝春秋
姫野カオルコ『リアル・シンデレラ』 光文社
万城目学『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』 筑摩書房
道尾秀介『光媒の花』 集英社

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