2010年07月07日 18時30分
2009年度の鉄道係員への暴力行為869件 前年比100件強で大幅増加
暴力行為は週末の午後10時以降、飲酒を伴った場合に多発する傾向があり、全発生件数のうち加害者が飲酒していたケースは499件で全体の57.4%を占める。また、加害者の年齢は30代(195件・22.4%)が一番多く、60代以上(168件・19.3%)、40代(148件・17.0%)、50代(139件・16.0%)、20代以下(131件・15.1%)と続いた。
また、各月の発生状況については忘年会シーズンの12月(90件)が最も多く、次いで7月(82件)、3月(76件)となった。曜日別では日曜日(147件)、土曜日(141件)、金曜日(133件)が上位を占めており、月曜日は89件で最も低かった。
鉄道各社はこの結果を受け「暴力行為に対して鉄道業界全体が結束して、毅然とした態度で対応することを強く訴えていく」としている。
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