2010年09月03日 15時50分

ミラ・ジョヴォヴィッチ、次世代にバトン渡すまで『バイオ』演じる

ミラ・ジョヴォヴィッチ (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

ミラ・ジョヴォヴィッチ (C)ORICON DD inc. 

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 日本発のTVゲームの映画シリーズ最新作『バイオハザードIV アフターライフ』(9月10日公開)に主演する米女優ミラ・ジョヴォヴィッチと共演のウェントワース・ミラー、アリ・ラーターが3日、都内で来日記者会見に臨んだ。公式来日は6度目、プライベートでは14歳の時から何度も来日しているミラは、勝手知ったる様子で「バイオハザードが故郷に帰ってきました。そして、東京を破壊します」とあいさつ。終始、なごやかな雰囲気で記者からの質問に答えた。

 妊娠7ヶ月という身重で来日したアリを気づかいながら、ミラは「私にも娘がいますし、次の世代にバトンタッチできるまで、12作、13作とシリーズが続いたらいいな。もう8年もアリスを演じているし、これからも演じ続けるわよ」とやる気満々に話した。

 2002年公開のシリーズ第1作のポール・S・W・アンダーソン監督が、この第4作で監督に復帰。3Dブームの加熱によって、通常の2Dで撮影し、ポストプロダクションで3Dに変換する作品が増えている中、同シリーズで初めて『アバター』(2009年、ジェームズ・キャメロン監督)と同じシステムを使って製作された。

 これまでと勝手の違う撮影に、「アクションシーンのごまかしが効かなくなった」とミラ。「いままでは少し離れたところにパンチやキックを入れていたところが、奥行きまでもがすべて見えてしまうので、ごまかしができない。スレスレのところでアクションをしなければならないということで、実際にパンチを受けたり、蹴りが入ってしまったりして、みんなアザだらけになっていました」と明かした。

 第1作では監督と主演女優の関係だった2人が後に結婚し、今作では夫婦という肩書きが増えた点については「もちろん疲れることもあるけれど、モンスターから逃げたり、爆発が起きたり、ワイヤーで飛ばされたり、キャストもスタッフも楽しんでいる作品でコンビを組めて、とても楽しい時間を過ごせました。シリアスなドラマ作品の撮影では、この監督と結婚しなくてよかったと思うこともあるのよ」と話した。

 今回が4度目の来日となったウェントワースは、日本でも人気の米TVドラマ『プリズン・ブレイク』の主演で知られる。実は、同作でも監獄に入れられるシーンがあり、「もともと脚本にあって、初めて読んだ時は笑ってしった。とても緊張感のある作品だが、ところどころユーモアも必要だと思うので、監獄シーンはまさにほくそ笑んでしまうような面白さがある。『プリズン〜』を見たことがない人は、面白くないかもしれないけど、そういう場面があってもいいよね」と笑顔で話していた。


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