2010年09月22日 15時00分
ドン・キホーテが会員制店舗を大阪にオープン
ドン・キホーテ初のホールセールクラブ『WR岸和田店』の店内イメージ図
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ドン・キホーテは22日、同社初となる会員制のホールセール(卸売り)店舗『WR岸和田店』を大阪・岸和田市にオープンすると発表した。約4万平方メートルの敷地内にはファッションから家庭用品、宝石、寝具など約12万点を取り揃え、会員に対し卸売り価格に近い“会員価格”で提供する。
同社が“ジュニア・デパート”と表現する新業態店舗は、アウトレットやディスカウント・ストアとは一線を画した「高品質の商品を卸価格型でご提供する、時代が求める新たな商品流通業」(同社)。取り扱うアイテムもナショナルブランド商品を多数取り揃え、メーカー希望小売価格から約3〜4割程度安い価格で販売する。
会員は年間20万円以上購入する意思がある人が対象で、初回に2100円(税込)の会費が必要だが、個人・法人を問わずにまとめ買いにも1点買いにも対応するという。
同社は初の会員制店舗について「お客様の顔がはっきりわかるため、マーケティングリサーチにもつながる」とコメント。消費者の反応次第では、同様店舗の全国展開も視野に入れている。