夏休みの旅行は“二極化”傾向 国内旅行は前年比2.7%減

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 JTBは4日、夏休み(7月15日〜8月31日)の旅行動向調査を発表した。国内旅行者数は約7230万人で前年比2.7%減、海外旅行は同5.8%減の228万人と共に減少。節電対策で夏休みの取得状況が例年と異なる今年は旅行日数にも変化が出ており、6日以上の長期滞在派と1泊派が増加。逆に旅行日数「2泊3日」と答えた人は減少。長期・短期の“二極化”が見てとれる。なお、夏期旅行の出発ピークは国内外ともに8月10〜15日としている。

 節電対策の影響による休暇延長や分散化、百貨店の休業日設定など、例年と比べると比較的多く夏休みを取る傾向にある今年の夏。同調査によると、今年の夏の旅行日数平均は2.32泊で前年比0.15泊増。6日以上の旅行希望者は昨年の4.0%から6.6%に増え、1泊2日も同4.8%増の41.1%になった一方、「2泊3日」は8.0%減の29.6%となった。

 国内旅行地は軽井沢や蓼科などの信州、立山・黒部アルペンルートが支持を集めたほか、10周年を迎えた大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパン、NHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』で注目を集める滋賀県、3月に全線開通となった九州新幹線を利用した九州旅行が人気。また、東北観光の復興も本格化しており、世界文化遺産登録が決定した岩手県・平泉、東北6県の祭りを集め仙台で行われる「六魂祭」の観覧ツアーなども注目が高い。

 海外旅行はアジア圏が人気で、韓国ドラマやK-POPで人気が高まっている韓国、羽田空港の国際化で航空便が増加している台湾は大きく増加。ただし、昨年上海万博が開催された中国は前年比減となる見込み。

 1969年より行っている同調査は今年で43回目。1200人から回答を得た旅行動向アンケート、JTBグループの販売状況、航空会社の予約状況、業界動向から推計している。


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