「NISA」から「つみたてNISA」への切り替え 気を付けたいポイント3つ

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「NISA」から「つみたてNISA」への切り替えるときのポイントを紹介(写真はイメージ)

 今年1月から始まった「つみたてNISA」。通常の「NISA(少額投資非課税制度)」は、非課税枠が1年間あたり120万円で原則5年間なのに対し、「つみたてNISA(積み立て型の少額投資非課税制度)」の場合は、非課税枠が1年間あたり40万円で20年間と、NISAよりつみたてNISAの方が長期間利用できる。そのため、現在NISAの口座を持っている人で、つみたてNISAに切り替えようと思っている人もいるかもしれない。今回は、NISAからつみたてNISAに切り替えるときに注意したい3つのポイントを紹介しよう。

【1】「つみたてNISA」は通常のNISAと併用ができない

 NISAとつみたてNISAは併用ができず、1年ごとにどちらかひとつしか利用することができない。仮に、今年すでにNISA口座で新しく株や投資信託などを買ってしまった場合は、2018年分としてNISAを利用したことになるため、今年はつみたてNISAを利用できない。つみたてNISAへの切り替えを検討している人は、NISAで新たに購入することのないよう気を付けよう。

【2】取引している金融機関での切り替え手続きが必要

 現在、NISA口座を持っている人がつみたてNISAに変更したい場合は、取引している金融機関で切り替えのための手続きが必要だ。切り替えの申し込みをすると、書類が送られてくるので、サインをして返送するなどといった手続きが一般的。ネット証券を利用している場合は、“マイページ”などから切り替えの申請が可能だ。少しでも早くつみたてNISAを始めたい場合は、早めに切り替えの手続きをしよう。

【3】株など「つみたてNISA」では買えないものがある

 NISAとつみたてNISAでは、非課税枠の金額や期間だけでなく、購入できる金融商品も異なる点にも注意したい。

 通常のNISAでは、株や投資信託、ETF(上場投資信託)、REIT(不動産投資信託)が購入できる。ところが、つみたてNISAでは、あらかじめ一定の条件を満たし、金融庁に届け出のあった投資信託とETFから選ぶことになる。つまり、株やREITなどは、つみたてNISAでは買うことができないのだ。つみたてNISAに切り替えた後で、新たに株を買いたいと思ったら、NISA口座ではなく、通常の課税口座で株を買うことになるので注意しよう。

 ただし、2018年につみたてNISAに切り替えた場合、2017年までに通常のNISA口座で買った株などはそのまま保有していて問題ない。そのあと売却しても、非課税の期間内であれば税金がかかることもない。つみたてNISAやNISAの非課税枠は、あくまでも「新たにその年に購入する場合」だということを頭に入れておこう。

 一度切り替えてしまうと、その年の間はまた元に戻すということができないので、上記のポイントを踏まえ、よく考えた上で切り替えるかどうかを決定しよう。

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