一般的な自動車保険の契約期間は、1年単位が一般的です。しかし、「マイカーは持っていないが、運転免許証は持っている」という人が友人の車を借りてドライブに行くときなど、「必要な期間だけ補償してくれる自動車保険があれば」というニーズもあります。
こうしたニーズに応えてくれるのが、1日利用からの短期契約に応じてくれる1日自動車保険です。ここでは、1日自動車保険のメリットや賢い利用法などについてご紹介します。
1日自動車保険とは?
1日自動車保険とは、24時間単位で加入できる超短期の自動車保険です。名称は保険会社によってさまざまですが、以下のような共通点があります。
・保険期間は原則として24時間単位(1日単位)
・大手保険会社の保険なので安心
・保険料は日割りなのでリーズナブル
・加入方法や保険料の決済方法が非常に簡単でスピーディ
自分の車を持たず、たまにしか運転する機会のない人にとってメリットのある自動車保険でしょう。なお、レンタカーやカーシェアリングを利用する場合は、レンタル専用の自動車保険に加入しているため、追加で1day自動車保険加入への必要はありません。
1日自動車保険の特徴
1日自動車保険の特徴として挙げられるのが、大手保険会社と大手コンシューマーサービスとのコラボです。1日自動車保険を提供しているのは、大手保険会社が大半です。また、販売の窓口を受け持っているのも、大手コンビニチェーンや大手携帯キャリアなど、多くの顧客に対するサービスチャネルを持つ企業です。このため、1日自動車保険に加入しようと思えば、最寄りのコンビニで手続きから決済まで、ワンストップで完了できるメリットがあります。
1日自動車保険の保険期間は24時間単位で、1日あたりの保険料の目安は500円程度となっています。車両保険をプラスすると、1000円程度保険料が上乗せされます。
1日自動車保険の内容は?
補償内容の詳細は保険会社によって異なりますが、一般的な自動車保険とほぼ変わらない内容です。
<例>
・対人賠償保険:無制限
・対物賠償保険:無制限
・搭乗者傷害特約:保険金額1000万円
・自損傷害保険:死亡保険金1500万円
・その他:ロードサービス的な補償(車両搬送サービスなど)
といった基本的な補償はセットになっています。
対人・対物の補償は無制限ですから、いざという際にも十分な補償を備えることができ安心です。
ただし、車両保険を付加したい場合、契約開始日よりも7〜8日前(日数は保険会社の約款による)には事前登録を済ませなければいけません。必要なときにすぐ加入できるのは1日自動車保険の大きな魅力ですが、「友人の車を借りて自損事故をして車が大破した」という場合、車両保険に加入していないと、修理費などは自己負担になってしまいます。こうしたリスクを避けるためには、車両保険を忘れないようにしましょう。
利用の際の注意点
1日自動車保険の保険期間は、最長で7日間程度です。7日以上長期にわたって車を運転する場合には、保険契約期間の満了後に、改めて加入申込みをする必要があります。
また、1日自動車保険に付加される搭乗者傷害特約は、実際の損害額を補償するのではなく、定額で支払われます。このため、保険金額だけでは補償が不足する場合が考えられます。事前に補償内容や補償額の上限などをチェックしておき、万一の際にその補償で十分かどうかを判断しておくべきでしょう。
なお、1日自動車保険は、保険の対象とできる車に制限があります。対象となる車は個人が所有する自家用(普通・小型・軽四輪)乗用車に限られ、自分や配偶者が所有する車は対象外となります。保険会社によって、ほかにも条件がありますので、1日自動車保険を利用する際は必ず詳細を確認してからご契約ください。