自動車保険の「等級」とは? 初心者ドライバー向けに解説!

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【図表】等級が上がると割引率はどのように変化するのか?

 新生活スタートにあたって、自動車保険に初めて加入する人も多いのでは。自動車保険は大きく分けて「自賠責保険」と「任意保険」の2種類ある。保険会社が販売している、いわゆる任意の自動車保険には「等級」というものが存在し、保険料を決める大きな要素となっている。一方、加入が義務づけられている自賠責保険には等級はない。そこで今回は、初心者ドライバー向けの基礎知識として、等級の考え方や仕組み、保険料割引率について解説。契約前にしっかり理解しておこう。

■そもそも等級とはなにか?

 簡単に言えば、等級は「契約者の安全度をチェックして、保険料に反映させるため」にある。1年間無事故の期間を積み重ね、次第に等級が上がっていくことで、“契約者は安全なドライバーである”という証明になる。

 任意保険では、企業や10台以上の車を持っていない限り、ほとんどの一般ユーザーは「ノンフリート契約」を結ぶのだが、このノンフリート契約に等級が適用される。正式には「ノンフリート等級制度」と呼ばれている。

■等級の仕組みとは?

「等級」は自分が好きに選べるわけではない。初めて自動車保険に加入すると6等級からスタートし、最大で20等級(一部共済では22等級)、最小で1等級だ。なお、「すでに自動車保険に加入している車があり、もう1台新規で加入」という場合は“セカンドカー割引”が適用され、7等級スタートとなる。

 また、20等級に近いほど割引率は大きくなる。ただし、無事故で過ごしている場合は“無事故係数”が適用されるが、事故を起こして保険を使った場合、それが3等級ダウン事故なら3等級下がり、“事故有係数”が適用される。

■割引率との関係は?

 では、等級が上がると割引率はどのように変化するのか確認しよう(図表参照)。

 保険会社により割引率の詳細は異なるが、無事故の場合は、おおよそ6等級で19%割引、7等級で30%割引、8等級で40%割引、9等級で43%割引……のように割引率が大きくなる。安全なドライバーは割引率が大きくなり、より割安に保険に加入できる。

 一方、事故を起こし保険を使った場合、3等級ダウン事故なら事故有係数の等級が3年間適用される(3等級ダウン後に無事故で過ごした場合)。こちらも割引率は保険会社により異なるが、おおよそ6等級で19%割引、7等級で20%割引、8等級で21%割引、9等級で22%割引などとなる。無事故のときと比べると、割引率が小さいことがわかる。事故を起こして保険を使うと、“安全度の低いドライバー”となり、保険料は割高になるのだ。

 事故を起こさなければ、等級も順調に上がり、保険料はいずれ安くなる。常に安全運転、無事故を心がけたい。

(文/西村有樹)

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自動車保険選びのポイント

任意保険には、対人・対物賠償や人身傷害補償、車両保険などさまざまな種類があります。事前にチェックして重視する補償を決めることが大切です。

自動車保険会社は、ダイレクト系と代理店系の2つに大きくわけられます。双方のメリット・デメリットをきちんと踏まえて選びましょう。

人身事故の最高賠償金額は約5億円。物損事故でも約3億円にのぼるケースがあります。まずは実際の事故事例を見て任意保険の必要性を知りましょう。

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