たった15分で危険レベル!? 自動車による“熱中症事故”

炎天下の車内は、エンジン停止後わずか15分で熱中症になる(写真はイメージ) [拡大する]

炎天下の車内は、エンジン停止後わずか15分で熱中症になる(写真はイメージ)

 各地で猛暑が続いているなか、気をつけたいのが熱中症だ。特に、自動車は熱がたまりやすい構造をしているため、直射日光下に放置した場合は、一気に危険度が上がっていく。ちょっとしたお出かけにも車を使うことがある夏場で、最も注意すべきなのが“車内”での熱中症事故なのだ。

 2016年8月1日〜31日までの1ヶ月間、JAFが出動した「キー閉じ込み」救援のうち、子どもやペットが車内に残されたケースは全国で310件も発生していた。このうち緊急性が高いと判断し、通常の開錠作業ではなく、ドアガラスを割るなどして車内の子どもを救出したケースが30件もあった。現場での聞き取り調査によると、その原因は「子どもが誤ってロックを操作した」「ペットがドアロックノブ(※)を押してしまった」というものが多かった。

 実際に、車内の温度はどのように変化するのだろうか。2012年の夏ごろにJAFが実施した車内温度の検証テストによると、気温35度の炎天下に駐車した車内の熱中症指数は、窓を閉め切った状態でエンジン停止後、わずか15分で人体にとって危険なレベルに達した(図表1参照)。1時間が経過すると、車内の最高気温は50〜57度も上昇。サンシェード対策や窓開け対策をしていても温度抑制効果は低く、人や動物が耐えられない温度となり、車内温度の上昇を防ぐことはできない。

 「少しの時間だから」「寝ているから」といって車内に子どもを残したまま車を離れることは、「キー閉じ込み」のトラブルとならなくても、熱中症を引き起こす事故になりかねない。乳幼児は体温調節機能が未発達であり、高齢者は体温調節機能が低下するため、特に注意が必要だ。ペットなども車内に残して車を離れることは決してしないよう、JAFでは強く注意を呼びかけている。

※ドアロックノブ(集中制御ロック)とは、押したり引いたりすることで、車の鍵を開閉できる突起状の装置のこと。

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