地震や噴火など“自然災害” 自動車保険はどこまで対応?

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自然災害に対する自動車保険の補償の内容とは?

 台風シーズンの到来だ。最近は季節を問わず、自然災害へのリスクが高まっている。マイカーの自然災害による損害はどこまで補償されるか。知っておいて損はない自然災害に対する自動車保険の補償の内容について伝えたい。

■契約した内容のみに保険金が支払われる

 自動車保険は、下記の保険などを組み合わせて販売されている。マイカーを利用する目的や頻度などによって、必要な保険を選んで契約することになる。したがって、契約をしていない保険からは保険金は支払われない。

(1)「賠償損害」…他人の身体や財物に与えた損害を補償する保険
→対人賠償保険(及び自賠責保険)、対物賠償保険
(2)「傷害」…運転者や同乗者が被った身体の傷害を補償する保険
→人身傷害保険、搭乗者傷害保険、自損事故保険、人身傷害保険、無保険車傷害保険
(3)「物損害」…自分の自動車が被った損害を補償する保険
→車両保険

■地震や噴火に伴う津波には保険金は支払われない

 自動車保険は、地震・噴火またはこれらによる津波によって生じた損害では保険金が支払われない。その理由として考えらえるのは、地震や噴火及び津波が発生したもとではその被害の大きさが問題とされる。その大きさがどれくらいのものになるのか予測は不可能だ。そのため、通常の保険としてのしくみが成り立たなくなるだろう。車両保険においては一定の条件で一定額(50万円など)を支払う「地震・噴火・津波車両全損時一時金特約」があり、特約として付帯することができる。

■台風、洪水、高潮による損害は「車両保険」で

 車両保険は、偶然な事故によって損害を受けたときに保険金が支払われる。この「偶然な事故」に、台風、洪水、高潮による損害も含まれる。つまり、車両保険では、衝突、接触、墜落、転覆、物の飛来、物の落下、火災、爆発、盗難のほか、自然災害である「台風、洪水、高潮」など、あらゆる「偶然な事故」で発生した偶然な事故に適用される。

 一般社団法人日本損害保険協会の調べでは、風水害等による自動車保険金の支払いで過去一番高かったのが平成3年台風19号(269億円)だ。過去の支払保険金の順位10位以内のうち7件が15年以内のものだ。風水害など自然災害による損害についての補償を検討しておくと安心だろう。

※補償内容・商品名等は引受保険会社により異なる。検討の際はパンフレット及び約款、重要事項、注意喚起情報等の確認が必要。

<文/竹谷希美子(ファイナンシャル・プランナーCFP)>
【監修/SAKU株式会社】

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自動車保険を比較する

必要な情報を入力して金額を出す「見積もり」は、契約前に欠かせないものすが、実は個別と一括で大きな違いが。自分に合う形で申し込んでください。

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自動車保険選びのポイント

任意保険には、対人・対物賠償や人身傷害補償、車両保険などさまざまな種類があります。事前にチェックして重視する補償を決めることが大切です。

自動車保険会社は、ダイレクト系と代理店系の2つに大きくわけられます。双方のメリット・デメリットをきちんと踏まえて選びましょう。

人身事故の最高賠償金額は約5億円。物損事故でも約3億円にのぼるケースがあります。まずは実際の事故事例を見て任意保険の必要性を知りましょう。

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