事故で積荷が壊れたときに役立つ 自動車保険の“特約”

大切な荷物が交通事故で破損! そんなときに役立つ自動車保険の特約を解説(写真はイメージ) [拡大する]

大切な荷物が交通事故で破損! そんなときに役立つ自動車保険の特約を解説(写真はイメージ)

 座席やトランクに積んでいて破損した、トランクに入れていたが車両ごと盗まれた…そんな時に品物を補償してくれる特約がある。車に積んでいた物が事故の衝撃で壊れてしまうことがある。

■ゴルフクラブ、カメラ、キャンプ用具など補償

 車そのものを補償するなら車両保険だが、車に積んでいる物に関しては車両保険では補償されない。そこで特約で補償することになる。特約名は保険会社により異なるが、補償内容としてはおおよそ以下のようになる。

【補償される物】
 座席、トランク、車外キャリアを含む車両に積んでいた物(衣類、ゴルフクラブ、カメラ、ビデオカメラ、スノーボード、スキー、キャンプ用具、釣竿、チャイルドシートなど)

【補償されない物】
 貴金属、美術品、現金、株券等有価証券、パソコン、スマートフォン、タブレット端末、動物など

【補償される金額の上限】
 保険金額は10万円、30万円、50万円、100万円と保険会社に設定が異なり、契約者が選べる会社もある

■補償されないケース

 同特約は、事故による破損に限り補償される。ゴルフクラブを積んでおいて、車上荒らしに遭い、ゴルフクラブのみ盗まれたという場合には補償されない。ほかの品物についても同様で、車上荒らしは補償外となる。ただし車に積んでいた品物が、車ごと盗難にあったというケースなら補償されることが多い。

 また、カーナビやドライブレコーダーについては、「純正のみ補償」、「ダッシュボードに組み込まれた物は補償しない」など、保険会社によって判断が分かれる。契約する際には事前に確認しておいたほうが良いだろう。

■加入していないとどうなるか?

 単独事故で品物が壊れれば、全額自己負担となる。また、走行中に屋根に取り付けたキャリアが破損してスノーボードが壊れたという場合も同様に全額自己負担になる。相手のある事故の場合、過失割合によって相手方から補償される可能性がある。例えば30万円の品物が壊れた時、過失割合5:5なら15万円は相手から補償されるという具合だ。

 レジャーや趣味で車を使い、ゴルフセットなど高額な品物を乗せる機会が多いなら、検討して良いだろう。

(文/西村有樹)
フリーライター。保険や資産運用などマネー系に強く、「All About」で自動車保険ガイド記事のほか、銀行や保険会社、証券会社などの刊行物、国交省、財務省等官公庁の媒体など幅広く執筆。ほかにも雑誌「プレジデント」「ベストカー」などでも多数の記事を担当する。

>>任意保険を選ぶなら 満足度の高い【自動車保険】ランキング

>>意外と知らない【自動車保険】 損保が示談交渉できない事故もある!?

自動車保険を比較する

個別or一括見積もり 違いを比較

必要な情報を入力して金額を出す「見積もり」は、契約前に欠かせないものすが、実は個別と一括で大きな違いが。自分に合う形で申し込んでください。

→ パターンで比較!個別見積もりのとり方

→ ユーザーが比較の際に重視した項目

自動車保険選びのポイント

任意保険には、対人・対物賠償や人身傷害補償、車両保険などさまざまな種類があります。事前にチェックして重視する補償を決めることが大切です。

自動車保険会社は、ダイレクト系と代理店系の2つに大きくわけられます。双方のメリット・デメリットをきちんと踏まえて選びましょう。

人身事故の最高賠償金額は約5億円。物損事故でも約3億円にのぼるケースがあります。まずは実際の事故事例を見て任意保険の必要性を知りましょう。

CS編集部 Facebook オリコン日本顧客満足度ランキングの調査方法について

■禁無断複写転載
オリコン日本顧客満足度ランキングの著作権その他の権利は、株式会社oricon MEに帰属していますので、無断で番組でのご使用、Webサイト(PC、モバイル、ブログ等)や雑誌等で掲載するといった行為は固く禁じております。