2018年02月12日 09時40分

自動車の床下が盲点?! 「冬の洗車」気を付けるべきポイント

冬の洗車で気を付けたいポイントを紹介(写真はイメージ) [拡大する]

冬の洗車で気を付けたいポイントを紹介(写真はイメージ)

 関東地方で33年ぶりの低温注意報が発表されるなど、記録的な大寒波がやって来た今冬。寒いと洗車をするのもおっくうになりがちだが、冬は空気が乾燥するのでホコリなどが舞いやすく、自動車も汚れやすい。愛車を汚れやサビから守るためにも洗車は必要だ。今回は、冬の洗車で気を付けたいポイントを紹介する。

■放っておくとサビの原因に 盲点の「床下」

 今年1月、東京で積雪があったのも記憶に新しい。雪道を運転するときにチェーンなどの装備を忘れることはあまり考えられないが、走行後の車のケアは大丈夫だろうか。

 降雪地帯を訪れたとき、走行中のタイヤから巻き上がった水しぶきで車のボディが白っぽくなった経験はないだろうか。路上にはスリップ事故防止のため、凍結防止剤や融雪剤がまかれることがあり、車に付着している可能性がある。このような道路を走行した後には車の洗車をしっかりしよう。特に気を付けたいのは、忘れがちな車体の下側(床下)だ。

 外装が汚れていれば目ですぐにわかるので洗車や水拭きで対応できるが、床下は意外と盲点になっていないだろうか。放っておくと凍結防止剤の塩分で金属部分がサビつく原因になりかねない。走行中に床下部分を雪などで擦ってしまうこともあるし、飛び石などで傷が付いてしまうこともある。そこからサビの発生につながることもあるだろう。スキーなど冬のレジャーに出かける機会も多いこの時期。帰宅したら早めに洗車をしておこう。

■冬の洗車アイテムは?

 冬の洗車の大敵は冷たい水だ。お湯が使用できるのならお湯を使用しよう。ただし、ガラスにかかるとひび割れのおそれがあるため、熱湯は使用しないように注意しよう。また、氷点下になる地域の場合は、お湯が凍らないうちに拭き上げよう。

 もし、水しかない環境であれば、冷たい水から手を守るためゴム手袋を用意しよう。内側が起毛素材でできた冬用のものなら暖かいのでおすすめだ。そして、洗車が終わったらコーティング剤を使用してみよう。コーティング剤は持続期間が長く、次回の洗車では汚れが落ちやすくなるので洗車そのものが楽になる。

 ボディやガラスもしっかりコーティングできれば冬の洗車回数を減らせるかもしれない。フロントガラスなどには、塗り込むタイプのほかに、スプレータイプやウォッシャータイプなどもあるので使いやすいものを選んでみよう。汚れたフロントガラスやワイパーでは視界が悪く、事故を招くおそれもある。

 冬の洗車はつらいもの。これからは花粉が飛ぶ時期も間近に迫る。最近は洗車場の自販機でカーケア商品を買えるところもあるので上手に利用して冬の洗車を乗り切りたい。

【文・監修:SAKU株式会社】
しあわせな人生をデザインする会社、人生とお金をコンセプトとする編集制作プロダクション。これまでの金融・経済やマネーのイメージをくつがえす「発想力」を展開中。

>>雪道での事故に備えて 自動車保険「商品内容の充実度 満足度」ランキング

>>大雪で立ち往生! 車内でのこんな症状に注意

自動車保険を比較する

個別or一括見積もり 違いを比較

必要な情報を入力して金額を出す「見積もり」は、契約前に欠かせないものすが、実は個別と一括で大きな違いが。自分に合う形で申し込んでください。

→ パターンで比較!個別見積もりのとり方

→ ユーザーが比較の際に重視した項目

自動車保険選びのポイント

任意保険には、対人・対物賠償や人身傷害補償、車両保険などさまざまな種類があります。事前にチェックして重視する補償を決めることが大切です。

自動車保険会社は、ダイレクト系と代理店系の2つに大きくわけられます。双方のメリット・デメリットをきちんと踏まえて選びましょう。

人身事故の最高賠償金額は約5億円。物損事故でも約3億円にのぼるケースがあります。まずは実際の事故事例を見て任意保険の必要性を知りましょう。

オリコン日本顧客満足度ランキングの調査方法について

当サイトで公開されている情報(文字、写真、イラスト、画像データ等)及びこれらの配置・編集および構造などについての著作権は株式会社oricon MEに帰属しております。これらの情報を権利者の許可なく無断転載・複製などの二次利用を行うことは固く禁じております。