型式別車両料率クラスとは? 自動車保険料との関係性と確認方法


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自動車の保険料を左右する料率クラス。調べる方法や注意点とは(画像はイメージ) [拡大する]

自動車の保険料を左右する料率クラス。調べる方法や注意点とは(画像はイメージ)

 自動車保険の保険料は補償内容や等級が同じでも契約している車両によって変わってくるが、これは「型式別車両料率クラス」によって決められているためである。普段はあまり耳にすることのない言葉だが、どういった内容で、どのように調べられるのか解説する。

■車種や製造年などで変化する「型式」

 まず、型式別車両料率クラスの「型式」について解説しよう。これは、車種やタイプ、製造年によって変わってくるもので、車検証などに記されている。同じ車名だからといって、型式まで同じになることはなく、たとえばトヨタのプリウスの場合、型式により以下のように変わる。

・DAA-ZVW30
・DAA-NHW20
・ZA-NHW20
・ZA-NHW11
・HK-NHW10
(上記はプリウスの型式の一部)

 同じ車名でも年式やグレード、排気量、安全装置などに違いがあり、それらは型式によって判別できる。

■事故の損害の大きさによって変わる「車両料率クラス」

 この型式により、同一の型式を持つ車が起こした過去の事故の損害の大きさなどを知ることができる。こうして、事故の損害の大きさによって振り分けられるのが車両料率クラスだ。正式には型式別車両料率クラスといい、次の項目がある。

・人賠償保険
・対物賠償保険
・傷害保険(搭乗者傷害・人身傷害)
・車両保険

これら4項目に対して、1から9までのクラスが振り分けられる。

<例>
「対人賠償保険」 5
「対物賠償保険」 4
「傷害保険(搭乗者傷害・人身傷害)」 3
「車両保険」 3

 数字の大きさはその車の損害率などで決定され、数字が大きいほどリスクが高いと判断できる。このクラスの数字によって保険料は変化するが、クラス1とクラス9では約4倍もの差が生じる。つまり、事故の損害率が大きければ数字は大きくなり、それに比例して保険料もアップするという仕組みだ。

■車両料率クラスの確認方法とは

 型式別車両料率クラスは損害保険料率算出機構が提示している。同機構の会員となっている保険会社からの情報に基づきデータが算出され、それによりクラスが振り分けられる。最新の型式別車両料率クラスは、損害保険料率算出機構のWebサイトで確認が可能だ。また、自分の車であれば加入中の自動車保険の保険証券でもチェックすることができる。

 型式別車両料率クラスは毎年1月頃に見直されるが、保険会社がいつ最新のものに更新するかという決まったルールがない。そのため保険会社によって、または満期の時期によっては、料率クラスが異なる可能性もあるので留意しよう。

(文/西村有樹)
フリーライター。保険や資産運用などマネー系に強く、「All About」で自動車保険ガイド記事のほか、銀行や保険会社、証券会社などの刊行物、国交省、財務省等官公庁の媒体など幅広く執筆。ほかにも雑誌「プレジデント」「ベストカー」などでも多数の記事を担当する。

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