銀行の住所変更手続き

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 銀行の口座、あなたはいくつ持っているでしょうか。貯金、定期預金などのためにいくつもの銀行を使いわけている人も多いのではないでしょうか。いずれにしても、口座はあなたの大切なおカネが保管されていることを登録している「個人情報」です。そして、引越しのときには銀行の手続きも忘れずに行わなければなりません。ここでは銀行への住所変更手続きの重要性と、具体的な方法について紹介します。

重要な個人情報はしっかり管理する

 引越し時の手続きで、クレジットカードと同じくらい見落とされがちなのが、銀行の登録変更手続きです。ふだんは銀行から知らせが届くということも、あまりないので、住所の登録変更に、それほどの必要性を感じない人も多くいるかもしれません。

 確かに、銀行で住所についての情報を扱うことはあまりありません。しかし、やはり大切なおカネを扱う個人情報です。住所の登録変更をしていないことで、何かの拍子にあなたの個人情報が漏えいしてしまう可能性は大いにあります。

 最悪の場合、銀行からの信頼を失ってしまい、契約解除になってしまう恐れもあります。万が一にもこうした事態にならないように、大切な個人情報の登録変更は、引越し一週間前までにまとめてやってしまうことをおすすめします。

銀行での変更手続きについて

 引越し時における住所変更で銀行での手続きは、「登録住所の変更」のみです。インターネットバンキングを利用している場合は、専用サイトで変更手続きを行うことができます。利用していない場合は、銀行の窓口、電話、インターネットの3種類から変更手続きのための「住所変更届」を請求することができます。

 窓口で直接手続きをする場合は、通帳と届出印、本人確認書類などを持っていきましょう。必ずしも登録している支店で手続きを行う必要はありません。自分の行きやすい地域にある支店で変更手続きを行いましょう。

 電話で手続きを行う場合は、手元に通帳を準備しておきましょう。住所変更届を請求し、届いたら必要事項を書類に記入し捺印をします。身分証明書のコピーを同封し返送します。インターネットも電話の場合と変わりませんのでウェブサイトから住所変更届の請求を行いましょう。

手続きにおける注意点

 引越しの場合、引越し先にある支店に口座を変更しなければならないと考える人がいます。例えば、引越し先に利用している銀行の支店がない場合は、引越し先の近くにある銀行の口座を開設する方が便利です。ただし、同一銀行内の口座で支店だけを変えるのは大変面倒が増えるのであまりおすすめできません。

 なぜなら、支店を変えることで、口座番号も変更になってしまうからです。口座番号が変更になると、今までその口座番号で登録していたところ全てに変更手続きを行わなければなりません。給与振り込みやクレジットカード、電気水道ガスなどの引き落としについて登録住所の変更を行わなければなりません。支店を変えないことのデメリットは定期預金の即時解約が出来ないことのみです。定期預金の即時解約をする可能性がない場合以外は、支店の変更は必要はないでしょう。
銀行の住所変更手続きのポイント!
・銀行の窓口、電話、インターネットの3種類から変更手続きができる
・口座を開いた支店で手続きを行う必要はないので、自分の行きやすい地域にある支店で変更手続きを行う
・引越し先に利用している銀行がない場合は、引越し先の近くにある別の銀行口座を開設して利用した方が便利
・定期預金の即時解約をする可能性がない場合以外は、支店の変更は必要はない
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