理想は手取りの何%? 30代・40代世帯の年間貯蓄割合

【図表】30・40代の世帯では、手取りの何%を貯蓄に回しているのか  [拡大する]

【図表】30・40代の世帯では、手取りの何%を貯蓄に回しているのか 

 新年度になり、「今年こそお金をしっかり貯めよう」と思っている人も多いだろう。そこで気になるのは、「同世代の人たちは、いったいどれくらい貯めているのか?」ということ。そこで今回は、30代・40代のうち預貯金や株式など金融資産を保有する2人以上の世帯が、1年間に手取りの何%を貯蓄に回しているのかをまとめたデータを紹介したい(図表参照)。

■手取りの10〜15%を貯めている人が多数

 2016年に金融広報中央委員会が行った調査によると、臨時収入を含む年間手取り収入のうち貯蓄に回している金額は、30代の場合、「10〜15%未満」がトップで、全世帯のうち25.7%だった。第2位は「5〜10%未満」で14.3%、「15〜25%未満」という世帯も20%以上いる。一方、「貯蓄しなかった」という世帯も13.6%いた。

 40代でも、30代と同様「10〜15%未満」を貯めている世帯がトップで、全体の24.5%だった。また40代でも、次に多いのは「5〜10%未満」だが、割合としては30代よりも多い。30代で2割いた「15〜25%未満」という回答は、ベスト3には入ってこない。30代に比べて、40代での貯蓄割合が少ないのは、子どもの教育費や住宅ローンの返済などがあることが考えられる。「貯蓄しなかった」という世帯は、30代よりもやや増えて16.5%ほどだった。

■手取りの1割以上、できれば2割以上貯めよう

 共働きか専業主婦家庭か、子どもがいるかどうかなど家庭環境によっても異なるが、「手取りの2割以上」を貯蓄に回す習慣がつけば、貯まるスピードはアップする。いきなり多額のお金を貯めることは難しいので、毎月の手取り収入からコツコツ貯める習慣を身に着けるといい。まずは、「手取りの1割以上」を目指したい。

 定期的に貯める習慣を早めに身につけられると、総貯蓄額は確実に増え、今後の人生の選択肢を広げられるだろう。この機会に、“コツコツ貯金”をぜひ始めてみてはいかがだろうか。

(ライター:西山美紀)
ファイナンシャルプランナー。2児の母。これまでに1万件以上のマネーデータを分析し、500人以上にマネーの取材を行うほか、女性の生き方などをテーマに取材・執筆・記事監修なども行っている。著書に『お金が貯まる「体質」のつくり方』(すばる舎)。公式サイト:http://www.nishiyamamiki.jp/

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