分けると“うっかり使う”が減る!? 目的に合わせた銀行口座の選び方

貯めておくべきお金を”うっかり”使ってしまうのを防ぐ方法を解説(画像はイメージ) [拡大する]

貯めておくべきお金を”うっかり”使ってしまうのを防ぐ方法を解説(画像はイメージ)

 「お金は全部、普通預金口座に入れっぱなし」という人はいるだろうか。本来お金は、日々の生活資金のほか、子どもの教育費や住宅を購入するためなど、何かしら目的があって使うもの。目的の異なるお金を全部同じ場所に置くと、貯めておくべきお金もうっかり使い切ってしまう危険性がある。今回は、お金の預け先をどのように分けたらよいかお伝えしよう。

■生活資金をおろすのは月1回に

 日々の生活資金は、基本的には給与振込口座の普通預金を使おう。ただし、お金が必要になるたびにATMでお金を引き出していると、手数料が必要以上にかかるケースがある。心当たりのある人は、現金をおろすのは月1回だけと決め、それを1ヶ月の予算として使っていくか、なるべくクレジットカードやデビットカードを使うのもよいだろう。

 ただし、カード払いは現金払いに比べてお金を使うハードルが下がりがちだ。買い物のときはいったん立ち止まって必要かどうかを考え、リボ払いなどはやめて1回払いをマストにしよう。

■目的が決まったお金はネット銀行の定期預金に

 子どもの教育費や住宅購入のお金など、数年先に使う目的があるお金は口座を分けよう。「これは貯めるためのお金」と意識づけをすることで、日常で使いこんでしまうことを防げる。

 給与振込口座をメガバンクや地方銀行にしている場合は、「貯めるためのお金」はネット銀行に預けることも検討しよう。ネット銀行はメガバンクに比べ、一般的に金利が少し高めだからだ。口座開設は、ネット上から申し込むことが可能。1年定期などに預け入れ、自動継続にしておくとよいだろう。

 そのほか、個人向け国債を買うのも手だ。1万円から購入でき、1年たったら解約可能だ。中途解約のときにペナルティがとられるが、もらった利息以上のペナルティにはならないので、基本的に元本割れをすることがない。超低金利の今は、金利が固定されるタイプではなく、10年変動タイプを選ぶといいいだろう。

■余裕資金は投資にする方法も

 余裕資金があれば投資を始めてみるのもよいだろう。とはいえ、ひとつの金融商品に大きなお金を投資するのは初心者にとってリスクが大きい。値段が高いときにまとめて買ってしまう危険性もあるからだ。また、自分が投資に向いているかどうか、試してみることも大事だ。

 はじめのうちは、投資信託の積み立てで、少額をコツコツと買ってみよう。ネット証券なら月に100円で積立ができるところもある。100円程度から積み立て始め、投資に慣れていくのがよいだろう。同じ金額で買っていけば、高い値段のときは少なく、低い値段のときはたくさん買うことにもつながる。投資のセンスを磨いてから、もう少し大きなお金でトライするのも手だ。ただし、投資にはリスクがあるので余裕資金で買おう。

 「口座をひとつしか持っていない」という人は、この機会に口座を開設し、数年先に使うための貯金を始めてみてはいかがだろうか。

(ライター:西山美紀)
ファイナンシャルプランナー。2児の母。これまでに1万件以上のマネーデータを分析し、500人以上にマネーの取材を行うほか、女性の生き方などをテーマに取材・執筆・記事監修なども行っている。著書に『お金が貯まる「体質」のつくり方』(すばる舎)。

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