最先端IT・エレクトロニクスの総合展示会『CEATEC JAPAN 2012』の一般公開が3日、千葉・幕張メッセで始まった。13回目の開催となった今年は、自動車メーカーのブースでもスマートフォンを活用した技術の展示が目立つ。スマホを使い指示を出し、自動運転で駐車場に車を停める技術、車の中で自宅の施錠や家電製品の設定・確認が行えるシステムなど、“暮らし”に密着したサービスも紹介されている点が特徴だ。 トヨタ自動車は、1人乗りEV『コムス』ベースとしたコンセプトカー『Smart INSECT』を同展示会で初めて公開している。同車はクラウド上の「トヨタスマートセンター」を活用しバーチャルエージェントが交通情報のほか、渋滞していない別ルートなどを提案。ドライバーの走行履歴を蓄積するので、目的地の予測もする点が特徴だ。
2012/10/03