クレジットカードはカードの種類によってお得な特典などが利用できる場合も多く、複数枚のクレジットカードを所有している方も多くいるのではないでしょうか。確かにクレジットカードを複数枚持つことはとても便利ですが、メリットと同時にデメリットも存在します。いずれにしても注意して利用することが大切です。今回はクレジットカードを何枚もつことがおすすめかご紹介します。
まずは自分のライフスタイルに合わせたカード計画を
クレジットカードを何枚持つことがベストか、といった点は、利用者のライフスタイルに大きく関わってきます。たとえば、普段海外旅行や出張に行くこともなく、光熱費や水道代といった生活費の引き落としくらいでしか利用しないという方は、1枚のカード利用でも十分事足りるでしょう。一方で、カードの利用の主な目的がショッピングである場合は、買い物先のお店での割引特典ポイント加算などをふまえて、複数枚持っていた方がお得に買い物を楽しむことができます。
海外旅行や出張に多く行く方は、カードが1枚だけでは不便なケースが多々あります。特に、海外での補償やサービスなどが充実しているカードなどもあるため、普段使うカードとは別にサブカードとして持っておくと便利でしょう。
クレジットカードを複数枚持つことのデメリット
クレジットカードを複数枚持つことで最も面倒になることが「引き落とし」です。これは、カード会社によって引き落とし日が変わってくるため、複数枚のカードを利用している場合、月に何度も引き落としがされることとなります。そのため、きちんとカードの引き落とし管理ができていないと、収支の計画が合わなくなってしまう可能性があります。特に5枚以上カードを持ちたい場合は、きちんとしたスケジュール管理を徹底することを心がけましょう。
紛失や盗難の際に、発覚が遅れやすいというデメリットもあります。カードが1枚だけであれば、利用頻度も高く、なくなったらすぐに気づくでしょう。しかし、複数枚持っている場合、普段利用しないカードも多いため、なかなかなくなっていることに気づくことができません。また、引き落とし明細書も複数の場合チェックが甘くなってしまう場合もあるため、盗難後に勝手に利用されていても気づかないといったケースもあります。
複数のクレジットカードを利用する場合は賢く慎重に
クレジットカードを複数枚持つことは、確かにリスクが増える面はありますが、便利であったりお得な点が増えることも事実です。日々の節約やお得にポイントを貯めたい場合は、きちんと契約するカードを調べてから利用するようにしましょう。特に複数枚持つ場合は、年会費が無料であるカードを選ぶようにしましょう。何枚ものカードで年会費をとられてしまうと、頻繁に使わないカードの年会費なども加えて、毎年大きな額の年会費を支払わなければならなくなってしまいます。
複数枚持つ場合は、常にカード管理を徹底し、利用しなくなったものはすぐに解約するようにしましょう。いたずらに増やしてしまうと、後々の整理が面倒になってしまいます。