クレジットカードを契約するためには、まず「審査」を通過しなければなりません。しかし、この「審査」をなかなか通過できないために、クレジットカードが利用できないというケースもあります。どうして審査に落ちたのかという理由は教えてもらえないため、なかなか対策をすることもできずに困っている方もいるのではないでしょうか。今回はカード審査に落ちやすい人の特徴と、その対策法についてご紹介します。
クレジットカードの審査に落ちるケースで一番多いパターン
クレジットカードの審査に落ちる最も多いケースは、「提出書類の不備」です。大きなお金が動く可能性のあるクレジットカードの契約であるため、厳密な審査が行われます。
申込書の記入内容が間違っているといったミスに加えて、文字が汚すぎる場合でも審査に落ちる場合もあります。住所にミスがあれば、そもそもカードが契約者の家に届くことはありません。
クレジットカードの申込書には様々な項目がありますが、この項目に空欄が多い場合も、審査落ちの対象となってしまいます。勤務先や年収など個人的なことを書くことに抵抗がある方も多いかもしれませんが、なるべく空欄を減らすようにきちんと書くようにしましょう。
審査基準を満たしていない場合や、クレジットヒストリーに傷がついている場合
クレジットカードによって審査の申し込み条件が厳しい場合もあります。たとえば、年収や年齢などです。特にプラチナカードのような高いレベルのカードの申し込みは、そのような制限が多い場合があります。申し込み条件は、申込書などに条件が明記されている場合もあるため、きちんと確認しておくようにしましょう。
申し込み条件は満たしていたとしても、審査基準を満たせていない場合もあります。収入・住居・個人情報の3点で一定の基準を定めている会社は多くあります。収入であれば「安定した収入があるかどうか」、住居であれば「持ち家かどうか」、個人であれば「借金の連帯保証人になっていないかどうか」などといった基準です。
また、以前延納を繰り返して利用停止になっているなど、クレジットヒストリーに傷がついている場合は、審査に落ちやすくなってしまう原因になります。
審査に通りやすいクレジットカードもある
1社や2社のクレジットカードの審査に落ちたとしても、あまり気にしすぎる必要はありません。上記のように、単なる記入漏れであったり、厳しい基準で制限を設けているカード会社に申し込んでしまっているだけだからかもしれないからです。そもそも、利用者の数を制限しているカード会社などもあります。
初めてクレジットカードを利用する場合などは、まず通りやすいカード会社で契約してみることをおすすめします。カード会社の中には、クレジットヒストリーがない時点で、審査基準を満たさない場合があるからです。そのため、クレジットヒストリーがなくても審査に通りやすいカード会社などを選べば、比較的カードの審査が通りやすくなります。
審査が通りやすいカードですと、アコムACマスターカードや楽天カードなどが有名です。