突然海外に出張に行くことになったり、急に大きな買い物をする必要が生じた場合、クレジットカードをすぐに手に入れることができれば、とても便利でしょう。多くのクレジットカードは厳正な審査を行うため、実際に発行して手に入れるまでにある程度時間がかかってしまいます。しかし、カード会社によっては即日発行やスピード発行をしてくれる場合もあります。今回は急にクレジットカードが必要になった時の対処法をご紹介します。
即日発行やスピード発行
急にクレジットカードが必要になるケースがあります。その際に、クレジットカードは発行に時間がかかるといったイメージで諦める必要はありません。カード会社によっては、即日発行やスピード発行を売りにしているところもあるからです。
アコムACマスターカードは即日発行で有名なカードです。即日発行できることに加えて、年会費も無料です。急に必要になった場合でも、年会費を気にせずに、すぐに手に入れることができます。ただし、海外保険やポイント制といった付帯サービスはつきません。
また、最短3営業日で発行できることを売りにしているカードが三井住友VISAクラシックカードです。年会費は初年度が無料となります。発行から手元に届くまでもとてもスピーディであるため、申し込みから約1週間ほどで手に入れることができます。知名度やポイント制、旅行保険の付帯サービスなどがあるため、1週間ほどであれば待てるという方は、こちらのカードを選んでみてもいいでしょう。
スピード発行のメリット
アコムACマスターカードや、三井住友VISAクラシックカードのように、すぐに発行できるカードは、急にクレジットカードが必要になった場合にとても便利なカードでしょう。最短1日で発行できるため、急な出張などといった場合にも柔軟に対応することができます。
また、すぐに発行できるクレジットカードの場合、審査を通りやすいところが多いことも特徴です。クレジットカードの審査では特にクレジットヒストリーを重視します。30歳を過ぎてクレジットヒストリーがない場合、以前破産したのではないかといった疑いから、なかなか審査が通りません。しかし、即日発行できるようなクレジットカードの場合、そのような審査に不安がある人でも、審査が通りやすい傾向にあります。
スピード発行のデメリット
すぐにクレジットカードが発行できることは大変便利ですが、その分デメリットもいくつかあります。
まず、カードの多数持ちにつながりやすいということです。すぐに発行できる手軽さから、つい不必要な枚数のカードを発行してしまうケースがあります。
カードの多数持ちは、カードの決済が複雑になるといったデメリットに加えて、本当に欲しいカードの審査で不利になることが多いといった危険性もあります。むやみにカード発行を申し込んでいるとみなされて、審査が通りにくくなってしまうためです。
また、発行が早いことを最優先することで、カードのシステムや特典を重視できないといったデメリットもあります。
スピードを重視することで、自分の目的にあったクレジットカードを選ぶことができないため、リボ払い専用のカードになってしまう恐れもあるということに注意しましょう。