カード社会の海外に比べて日本はまだまだキャッシュ(現金)が強い国です。しかし、昨今はクレジットカードのみ利用できるサービスも増え続けており、日本もカード社会化が進んでいるといえます。
支払いがクレジットカードに限定されているサービスとは、具体的にはどのようなものがあるのでしょうか?
ネットショッピング
自宅や勤務先など、場所を問わずに買い物ができるネット通販。わざわざ店舗へ足を運ぶ必要がありませんし、店頭よりもたくさんの商品を取り扱っているため、掘り出し物を探す楽しみもあります。また水やお米など重い荷物もクリックするだけで自宅に届けてくれるので、子育て中のママや高齢者にも最適。忙しい現代人にとってネットショッピングは欠かすことできない存在といえるでしょう。
ネットショップはすべてをインターネット上で取引するのが特徴であり、金銭の取引もネットを介して行われます。一部はWebMoneyやBitCashのようなプリペイド型電子決済サービスに対応しているものもあるようですが、支払いをクレジットカードに限定している店舗も少なくありません。
特に海外からお取り寄せする場合や、音楽や書籍データなどのダウンロード販売はクレジット払いのみであることが多いようです。ネットショッピングを楽しみたい場合はクレジットカードを1枚持っておくと良いかもしれません。
プロバイダの契約
インターネットに接続するためにはプロバイダと契約をする必要があります。家族で使用していたり、マンションで契約していたりする場合もあるので知らない方も多いと思いますが、月々の支払いをクレジットカードに限定しているプロバイダがあります。
クレジットカードがあるということは支払い能力の証明にもなり、未払いのリスクが少なくなるためと考えられます。もちろん口座振替ができる会社も多いですが、クレジットカードを持っておけばプロバイダの選択肢を広げることができるので便利です。
レンタカーの利用
レンタカーを利用する際、クレジットカード払いを求められるケースがあります。
免許証によって身分は証明されますが、支払い能力までは分かりません。近年は高級車のレンタルも流行っており、万が一トラブルが合った場合に払えないと言われてしまったらレンタカー会社は困ってしまいます。
以前は数万円のお金を補償金として預けることで借りられたのですが、近年はよりリスクを減らすためにクレジットカード払いに限定するところが増えているようです。
1枚持っておくと便利
クレジットカード限定のサービスは前述したもの以外にも存在します。ネット上での取引やサービスの提供が増えているため、今後はクレジットカードが活躍する場面がもっと増えることが予想されます。
クレジットカードの中には年会費が無料のものもあり、カードを使用しなければ維持費は不要です。石油系クレジットカードならばガソリンが安くなったり、流通系クレジットカードならばスーパーやコンビニで買物をするだけでポイントが貯まる等メリットも豊富です。さしあたり使う予定がない人も、とりあえず1枚だけ持っておくと良いかもしれません。