利用額に応じてポイントがたまることは、クレジットカードを利用する上で魅力の一つです。しかし、このポイントをうまく活用することができていない方も多いのではないでしょうか。ポイントに有効期限がある場合、結局使わないままポイントが消滅してしまったということもあるかもしれません。そのようなポイントの活用がうまくできていないと感じている方におすすめのカードが、「キャッシュバックカード」です。今回はキャッシュバックカードをご紹介します。
そもそも「キャッシュバックカード」とは?
キャッシュバックカードには2種類あります。
一つめは、カードの利用額に応じて、一定額の現金が自動的に銀行口座に振り込まれるカードです。ポイントを交換する手間もなく、自動的に口座に現金が振り込まれるため、ポイントを活用する暇がない方などにおすすめのクレジットカードです。
振り込まれる頻度は、カード会社によって様々です。毎月キャッシュバックが行われるカードもあれば、1年に1度キャッシュバックが行われるカードもあります。
二つめは、その月の利用額に応じて、翌月の請求からディスカウントされるカードです。一つめと違い現金が戻ってくるわけではありませんが、実質翌月の請求額分の現金を払わずに済み、節約につながります。
キャッシュバックカードの利点
キャッシュバックカードの利点の一つに、「ムダ遣いを防ぐことができる」という点があります。クレジットカードの利用でムダ遣いをしてしまう原因の一つにポイント制があるからです。ポイントを貯めることばかりに考えが向いてしまうと、もともと買うつもりのなかったものでも、ポイントを貯めるために買ってしまう場合があります。
しかし、キャッシュバックカードであれば、ポイント制ではなくなるため、そのようなムダ遣いをすることがなくなります。現金として戻ってくるため、ポイントよりも利用しやすい方も多いでしょう。
また、ポイントを利用する機会がない方や、そこまで利用率が高くない場合は、そもそもポイント自体が無駄になってしまっている場合があります。そのため、少しでもキャッシュバックがある方がお得だといえるでしょう。多くの場合、自動的に振り込まれるため、一切手間がかからないことも魅力です。
キャッシュバックカードを利用して節約
キャッシュバックカードを利用した節約方法に、「生活費をクレジット払いにする」という方法があります。これは、毎月の水道代や光熱費、食費、家賃などの生活費をまとめてクレジットカードで支払うということです。
そうすることにより、毎月大きな出費をただ現金で支払っていた場合に比べ、キャッシュバックが発生する分、生活費が節約されることになります。ショッピングなどは流動的なものであり、毎月どれくらいの額を利用するかわかりませんが、生活費であれば、ある程度どれくらいの額がかかるかは固定されています。
キャッシュバックカードの返金率はカード会社によって様々ですが、大きな額であるほどキャッシュバックが大きくなるカードもあるため、月々の固定費をまとめてクレジット払いにした方がよりキャッシュバックが増えるでしょう。