カード会社から信頼を得た人だけが契約を許されるステータスカードのひとつにプラチナカードがあります。
プラチナカードはゴールドカードのさらに1ランク上とされており入会審査や年会費などがゴールドカードよりシビアになりますが、その分サービスの質もランクアップします。
そんなプラチナカード、一体どんな特徴があるのでしょうか。
プラチナカードの特徴
ゴールドカードの審査基準が低くなり幅広い層に所有されるようになった昨今、従来ゴールドカードが持っていた価値が以前ほどはフィーチャーされなくなってしまいました。そこで注目を集めているのがプラチナカードです。
プラチナカードは、ゴールドカードで受けられる空港ラウンジ無料利用サービスに加え、航空機搭乗の際の手荷物無料宅配サービス、提携施設の無料招待や特別な医療措置を優先的に利用できるメディカル・コンサルテーションといったエグゼクティブなサービスを受けることができます。
プラチナカードには、優良なゴールドカード会員にのみ招待が届くインヴィテーション制のものと、申請を出すことによって新規入会ができる申告制のものとがあります。前者の方がステータスカードとして高所得層により人気があります。
申告制のプラチナカード
申告制の場合、招待で入会するよりも審査が若干シビアになりますが、入会が不可能な訳ではありません。
入会申し込みが可能なプラチナカードは、
・MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
・シティ プラチナカード
・三井住友プラチナカード
の3種類です。
MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードは、三菱UFJニコスが発行するMUFGカードの中では最上級のステータスですが、年会費は2万円とプラチナカードの中で最も安価です。20歳以上から入会申し込みができ、比較的審査も通りやすいカードです。
シティプラチナカードは年会費3万5000円で、25歳以上から入会審査を受けることができます。旅先でのエスコートサービスやトラベルデスク、各種保険やフィットネスクラブの優待など付帯サービスも非常に充実しています。
三井住友プラチナカードは年会費5万円で満30歳以上が対象です。他の2つに比べると審査が非常に厳しいですが、年に1回全国から選りすぐりの商品がプレゼントされるなどサービス内容に富んでいます。
招待制のプラチナカード
招待制のプラチナカードは
・ダイナースクラブ プレミアムカード
・アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード
・JCB ザ・クラス
・セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
・セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
・エポスプラチナカード
・ヒルトンHオナーズVISAプラチナカード
・SBIプラチナカード
・SBIワールドカード
・楽天ブラックカード
・JALアメリカン・エキスプレス・カード プラチナ
・レクサスカード
の12種類です。プラチナカードの年会費はダイナースクラブ プレミアムカード、アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードの13万円、ヒルトンHオナーズの6万6500円と大変高額に設定されているものもありますが、それ以外は2〜3万円程度です。
ゆくゆくはプラチナデビュー
まだ社会人になられたばかりの方やカードの契約も初めての方にはすごくハードルの高いものに感じられるかもしれませんが、ゆくゆくはプラチナカードを持つことを目標に日々過ごせばモチベーションも維持できるのではないでしょうか。