
引っ越しの時に忘れてはならないのがインターネット回線とプロバイダの引っ越し手続きです。手続きをしなければ、転居先でインターネットを使えなくなってしまう可能性があります。今では仕事ではもちろんのこと、プライベートでも欠かせないのがインターネットです。引っ越してからもスムーズにネットが使えるように、手続きのコツをご紹介しましよう。
まずは切り替え手続きから
引っ越しをする際に、転居先でも今と同じ回線・プロバイダを使用する時は、切り替え続きが必要です。手続きの方法は契約している会社によって異なるので、ホームページなどで事前に確認しておくとよいでしょう。切り替え手続きは電話で行うのが一般的です。疑問点があればすぐに聞くことができますし、細かい内容ついても相談がしやすいので、スムーズに手続きを進めることができます。
更新する場合の注意点は、引っ越し先によっては更新できない可能性があることです。地域によってはサービスを利用できない場合があるので、必ず調整しておきましょう。調整ができずに引っ越し先で新たに契約をする場合、2週間から4週間程度かかることがあります。仕事や生活に影響が出てしまうので、インターネットを利用する方は必ず相談しておいてください。
新たに回線・プロバイダを利用する時はどうする?
契約や企業によって異なりますが、インターネット回線やプロバイダを更新する時に、費用や手数料が発生する場合があります。そこで、引っ越しを機に新しい回線・プロバイダを利用したいと考える人も多いでしょう。では、新規で契約をする時にはどのような手続きを行えばよいのでしょうか。
(1)現在の回線・プロバイダの解約
まずは現在のプロバイダを解約します。このとき気をつけたいのが「違約金」です。利用しているプランによっては解約をすることで違約金を払わなければいけないケースもあります。
(2)新規の回線・プロバイダと契約
次に、新規の回線・プロバイダと契約します。細かい打ち合わせをするためにも、なるべく電話で相談するようにしましょう。契約は引っ越し前に済ませるのがよいでしょう。場合によっては工事が必要になり、開通まで最短でも1週間程度かかるためです。また引っ越しシーズンには予約が混み合う可能性があるので注意しましょう。
新しい回線・プロバイダ選びの注意点
新しい回線に乗り換える時は、それぞれの回線の特長について把握しておきましょう。
【光回線】
光ファイバーを使った光回線はインターネット回線の中で、最も通信速度が早いのが特長です。通信速度が安定しているため、快適なインターネットライフが楽しめます。動画をストレスなく視聴したいといった、ヘビーユーザーにお勧めです。
【ADSL】
通信速度は光回線より劣りますが、月々の利用料金を安く済ませることができます。主にウェブサイト閲覧でインターネットを利用している人に向いています。
【モバイルデータ通信】
接続の設定などの作業が必要ですが、光回線やADSLと違って、工事が不要ですぐに使えるのが魅力です。通信速度も向上しており、快適なネットライフが楽しめます。外出先でも利用できます。
プロバイダを選ぶ際は、月々の利用料金だけではなく、サービスにも注目しましょう。サポート体制をはじめとして、セキュリティサービスやホームページに利用できる容量などは、会社ごとに異なります。
引っ越し先によっては回線・プロバイダが指定されているケースもあります。インターネットの契約内容を変更すれば、違約金などの料金が別に発生することがあるので、事前に大家さんや賃貸会社と相談しておくとよいでしょう。
- 切り替え手続きは電話で行うのが一般的
- 地域によってはサービスを利用できない場合があり、新たに契約をする場合は2週間から4週間程度かかることもある
- 現在の回線・プロバイダの解約をする場合は違約金の確認をする
- 新規の回線・プロバイダと契約した場合は開通まで最短でも1週間程度かかる