住宅ローン 総合ランキング
総合的な満足度が高い住宅ローンのランキング・口コミ情報です。
ソニー銀行
40代/女性担当者の対応が丁寧で、説明もわかりやすかった。担当者が不在のときも、他の社員が滞りなく対応してくれたので、会社としても信頼できた。(40代/女性)
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auじぶん銀行
基本ネット対応なのでわからないことが発生したときがネット銀行系は大変だが、じぶん銀行の問い合わせ窓口の担当者は物腰も柔らかく質問しやすかった。電話も繋がりやすく仕事の休憩時間にすぐに相談できた。(30代/男性)>>
イオン銀行
50代/男性イオンモール内に店舗があるので、休日に手続きができたこと。リフォーム代もローンに繰り入れることができたこと。(50代/男性)
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SBI新生銀行(旧:新生銀行)
40代/男性金利上昇前に固定金利への変更が間に合った点。また優遇措置も充実している。(40代/男性)
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住信SBIネット銀行
30代/女性スマホで入出金の確認ができ、中古物件の購入、引き渡し手続きがスムーズだった。金利が安い。利用ランクに応じてコンビニでお金を入出金するときの手数料がかからない。(30代/女性)
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関西みらい銀行
内容の説明などはわかりやすかったし、説明が流れて理解が追いつかないということもなかったのでよかった。(20代/女性)>>
三菱UFJ銀行
40代/男性火災保険の提案などが、我々が必要であった事もあるがとても親身になってくれました。(40代/男性)
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十六銀行
説明など分かりやすかったのと、希望金額でローンが組めたこと。(40代/男性)>>
伊予銀行
金利が安かったのとキャンペーンで女性が契約すると団信の金利が下がった。(30代/男性)>>
三井住友銀行
口座を開設しており、近くに支店があったので、資金のやり取りが早くできた。また、自営業のため、時間を融通頂いたりしてご配慮いただけたことが、ありがたかった。(40代/女性)>>
西日本シティ銀行
手続きなど丁寧に説明してもらい、スムーズに行うことが出来たから。(50代/女性)>>
楽天銀行
楽天会員なので、優遇があったこととポイントがついたこと。(50代/男性)>>
福岡銀行
もともと銀行ローンは難しいかもと言われていたけど、馴染みのある福銀で1番返済総額が安くローンを組めた。保険の見直しや将来のことまで相談できた。対応して頂いた銀行員さんが皆さん親切だった。(30代/女性)>>
肥後銀行
つなぎ融資を利用しなくても、土地と建物について融資を受けることができた点。(30代/男性)>>
りそな銀行
40代/女性ペアローンの家庭に向いた女性への配慮があるプランがあった。繰上げ返済がネット完結で楽。(40代/女性)
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大垣共立銀行
ローンを組んだ事によりメインバンクを大垣共立銀行に変えたので、店舗へ行く機会が多いが、店のスタッフの接客が礼儀正しく明るいのでこちらの気分も上がります。(50代/男性)>>
山陰合同銀行
金利が低いこと。借り入れまで同じ担当で分かりやすかった。(30代/男性)>>
鹿児島銀行
担当者が親切に対応してくれて、返済などに関する不安にも丁寧に答えてくれた。(30代/男性)>>
三井住友信託銀行
妊娠中だったため、契約の時にオンラインでできることはして、なるべく店舗へ行く回数を少なくしてくれた。(30代/女性)>>
百五銀行
変動金利だが金利割引率?がずっと安いこと。ハウスメーカーの紹介だったが、親身になって対応してくれた。(30代/男性)>>
埼玉りそな銀行
40代/女性ネット上で全ての契約が完了したところ。金利が安く、ネット上であれば手数料もかからないものが多い。(40代/女性)
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みずほ銀行
不動産の売買が完了するまで、ローンの支払い開始を半年延ばしてもらえたので、余裕をもって売買を行うことができた。(40代/男性)>>
横浜銀行
融資額に事務手数料を含むことができ、ある程度融通が効いたこと。(30代/男性)>>
八十二銀行
審査も早く、日曜日も対応してもらえるのが助かった。(30代/女性)>>
北海道銀行
店舗が近くにあるので何かあった時に相談しやすい。癌になった時の保険の内容が安心できる。(40代/男性)>>
池田泉州銀行
メガバンクに比べ金利が安い。特に固定金利の安さが魅力、団信込みでもネットバンクに劣らない条件で満足だった。(30代/男性)>>
群馬銀行
変動金利と固定金利について丁寧な説明があった点。団信が付いている点。(30代/女性)>>
千葉銀行
メインバンクなので使いやすく金利優遇など受けられてよかった。(40代/女性)>>
日本住宅ローン
途中から金利の変更がある契約の為、月々の支払いが増えるので検討を始めた。頭金を入れた上で借り換えができ、支払いが明確になった。オンライン手続きで比較的簡単に借り換えが出来た。(40代/男性)>>
京都銀行
担当者の仕事のスピードが安心できた。住宅メーカー側との調整もスムーズだった。他行より金利が優遇された。(30代/男性)>>
静岡銀行
担当の方が親しみやすい方で、気軽に分からないことを聞けたのでよかった。悩んでいることを踏まえた提案をしてくれた。(30代/女性)>>
北洋銀行
自宅から行ける場所に支店があり、なにかあってもすぐに直接相談に行ける点。(30代/女性)>>
常陽銀行
男性の担当の方がとても親切で、難しい事もわかりやすく伝えてくれた。内容も分かりやすく良かった。(40代/女性)>>
七十七銀行
地元で大きい銀行から借りられたので、安心感がある。(30代/男性)>>
中国銀行
審査をしていただいた際に、金利をかなり安く設定していただけたから。(30代/女性)>>
ARUHI
40代/女性担当の方が真面目で丁寧な対応だったと思う。住宅購入のトータルに対しての自己負担率によって金利が設定されているのもよかったと思う。(40代/女性)
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足利銀行
地方銀行の窓口での対応だったため、様々な状況に臨機応変に対応していただけた点は良かったと感じています。(30代/男性)>>
京葉銀行
説明や書類が比較的シンプルで団体信用保険の選択肢も明確で手続きはしやすかった。(40代/男性)>>
滋賀銀行
金利が低いものの、他銀行の提示金利と同一だったため悩んだが、担当営業者の対応が非常に丁寧で、安心して手続きが進められると思い契約しました。(30代/男性)>>
北國銀行
窓口になってくれるスタッフさんが固定なので、相談がしやすく親しみがもちやすい点。休日も窓口に相談できる点。(30代/女性)>>
広島銀行
以前借りていた住宅ローンの更新で金利が上がるため、別の用件で来店した際に相談した。予想以上に細かく対応していただき、借り換えに至った。(30代/男性)>>
北陸銀行
説明や手続き等フォローがありわかりやすく、団体信用保険の金利上乗せがなかった点。(40代/男性)>>
第四北越銀行(旧:第四銀行、旧:北越銀行)
店舗が近くにあるため、困った時に頼れる。申し込みの際に説明が分かりやすく、時間がかからなかった。(20代/女性)>>
紀陽銀行
インターネットで手続きすれば、繰り上げ返済の手数料がかからない。(30代/男性)>>
高評企業
規定人数の半数以上の回答があり、総合得点が60.0点以上の企業です。
福井銀行
熊本銀行
愛知銀行
PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)
みなと銀行
青森銀行
武蔵野銀行
十八親和銀行(旧:十八銀行、旧:親和銀行)
みちのく銀行
秋田銀行
宮崎銀行
南都銀行
千葉興業銀行
名古屋銀行
岩手銀行
山口銀行
大分銀行
百十四銀行
優良住宅ローン
北日本銀行
東邦銀行
栃木銀行
オリコン顧客満足度調査では、実際にサービスを利用した14,569人にアンケート調査を実施。
満足度に関する回答を基に、調査企業123社を対象にした「住宅ローン」ランキングを発表しています。
総合満足度だけでなく、商品内容の充実さ、金利、商品別など様々な切り口から「住宅ローン」を評価。さらに回答者の口コミや評判といった、実際のユーザーの声も掲載しています。
取引手数料・保証料だけでなく、“ユーザー満足度”からもサービスを比較し、「住宅ローン」選びにお役立てください。
おすすめの住宅ローンランキングまとめ
- 1位 ソニー銀行 72.6点
- 2位 auじぶん銀行 72.3点
- 3位 イオン銀行 72.2点
- 4位 SBI新生銀行(旧:新生銀行) 72.1点
- 5位 住信SBIネット銀行 71.6点
- 6位 関西みらい銀行 70.6点
- 7位 三菱UFJ銀行 70.5点
- 7位 十六銀行 70.5点
- 9位 伊予銀行 70.4点
- 9位 三井住友銀行 70.4点
- 11位 西日本シティ銀行 70.3点
- 11位 楽天銀行 70.3点
- 13位 福岡銀行 70.2点
- 14位 肥後銀行 70.1点
- 15位 りそな銀行 70.0点
- 15位 大垣共立銀行 70.0点
- 17位 山陰合同銀行 69.7点
- 18位 鹿児島銀行 69.5点
- 18位 三井住友信託銀行 69.5点
- 20位 百五銀行 69.3点
- 21位 埼玉りそな銀行 69.1点
- 21位 みずほ銀行 69.1点
- 21位 横浜銀行 69.1点
- 24位 八十二銀行 69.0点
- 24位 北海道銀行 69.0点
- 26位 池田泉州銀行 68.9点
- 26位 群馬銀行 68.9点
- 28位 千葉銀行 68.8点
- 28位 日本住宅ローン 68.8点
- 30位 京都銀行 68.6点
- 30位 静岡銀行 68.6点
- 30位 北洋銀行 68.6点
- 33位 常陽銀行 68.5点
- 34位 七十七銀行 68.3点
- 34位 中国銀行 68.3点
- 36位 ARUHI 68.2点
- 37位 足利銀行 68.0点
- 37位 京葉銀行 68.0点
- 37位 滋賀銀行 68.0点
- 40位 北國銀行 67.7点
- 41位 広島銀行 67.5点
- 42位 北陸銀行 67.3点
- 43位 第四北越銀行(旧:第四銀行、旧:北越銀行) 66.7点
- 44位 紀陽銀行 66.0点
オリコン顧客満足度ランキングは、
実際の利用者が評価した調査に
基づいています。

知っておきたい!住宅ローン
諸費用の目安は? 住宅ローン返済計画が知りたい!

住宅購入と一口にいっても新築物件に中古物件、またはマンションにするのか一戸建てに住むのかなど、居住タイプは色々だ。そこで気になるマイホーム購入時の諸費用や、自己資金の目安…そして“見落としがちな費用”を見ていこう。
マイホーム購入時の諸費用。うっかり見落としがちな費用とは?
マイホーム購入時の諸費用は、物件種別、住宅価格、面積、住宅ローン利用の有無によって自己資金の目安は異なる。ローンにかかる手数料や税金など、住宅取得時の諸費用の目安は、新築住宅で価格の2〜5%、中古住宅で5〜10%程度だ。
【一般的な諸費用】
・修繕積立金一時金(新築マンションの場合) ・上下水道等負担金(新築戸建) ・登録免許税
・司法書士報酬 ・融資手数料 ・保証料 ・団体信用生命保険料 ・火災保険料 ・地震保険料
等
【注意! 見落としがちな費用】
住宅ローンを組む際にうっかり見落としがちなのが、引越し費用やカーテン、照明器具、エアコンなどの購入費だ。住宅購入後の生活費や教育等にかかる支出を計算、手元に残すお金も考えておくことが必要だ。
一般的に、自己資金は購入価格や建築費の25〜30%なければマイホームの取得は難しいと言われている。また、頭金は住宅購入の諸費用や生活費等のための手元のお金を考え、金融機関に相談のうえ決めよう。
住宅ローン、年収と借入の目安は?
一般的に住宅ローンの借入限度額は、物件価格(総工事費)の80〜90%。そして収入基準による返済額は年収の25%以内であれば安全だと言われている。金利や返済期間によっても借入の上限額はかわってくる。「フラット35」や財形住宅融資では年間の返済額が税込年収の35%以内が基準となっている。
金融機関や不動産に直接相談する前に、各銀行の公式サイトのローンシミュレーションで、月々の支払いなどさまざまなパターンを試してみるのも一案だ。
“必要となる資金”について仕組みを知ろう!
■資金計画=住宅ローンで検討すると、あとで支払いが困難に!?
住宅ローンを組む前に、自己資金が底をつかないようにしっかりとした返済計画を立てることが重要だ。おおよその目安をざっとおさらいしてみよう
○広告で頭金0円と書かれていても、自己資金0円ではない。例えば、3000万円の物件で、登記等の諸費用は180万円〜240万円ほど。さらに手付金も必要だ。
○融資を受けるためには保証会社の保証を受け、借入れ金額に見合った保証料などを支払わなければならない。保証料は、借入時に借入期間分を一括払いするのが一般的。保証料率は金融機関によって異なるが、0.2%のところが多い。最近では保証料無料の住宅ローンも登場している。
■住宅ローンを組む前にここだけはチェック!
○年間合計返済額の割合(=総返済負担率)が、年収400万円未満で年収の30%、年収400万円以上で年収の35%を超えていないか?
○住宅購入後に諸費用を支払っても手持ちのお金は残っているか?
自分にあった無理のない返済計画を立てて、上手に住宅ローンを利用しよう。
「住宅ローン」で失敗しない! 購入前の資金計画

新築、中古、リフォーム…住宅ローンの違いは? 消費税の関係や住宅ローン控除の延長など、不動産業界では需要が見込まれることがしばしばある。それを機に初めて住宅の購入を検討する方も多いのでは? 住宅ローンを組む前に必見! 住宅購入と賃貸のメリットとデメリットをしっかりおさえておこう。
賃貸と住宅購入、どちらがおトク?
いつかは夢みるマイホーム。住宅購入前に賃貸と住宅購入のメリットとデメリットを知っておきたい。
▼住宅購入
メリット
デメリット
・ 自分が住むためだけでなく、貸すことや売却も可能
・ 設備が充実している
・ 自由にリフォームできる
・ 条件がクリアしていれば住宅ローン控除が
受けられる
・ 資産になる
・ 永住の地がある安心感
・ 社会的信用が増す
・ 住宅ローン完済後の負担が少ない
・ 予期せぬメンテナンスの出費がある
・ 長期ローンの精神的負担がある
・ 病気や転職などによる減収で、長期ローンが大きな負担となることもある
・ 固定資産税がかかる
・ マンションの場合、修繕積立金や管理費が必要になる
・ 資産価値が下がる場合もある(売却が難しくなる)
▼賃貸
メリット
デメリット
・ 結婚や勤務先、子どもの教育環境などその時々ライフプランにあわせて住宅を選ぶことができる
・ 設備のメンテナンスは基本的に大家側が負担する
・ 長期ローンの精神的負担がない
・ 敷金、礼金、契約更新料が必要になる
・ 引越し費用に加え、転居先にあわせてカーテン、照明器具、エアコン等を購入しなければならない場合もある
・ 老後に住む部屋を確保できない可能性がある
・ 家賃を払い続けなければならないので老後の
負担が大きくなる
結婚や出産で家族が増えたり、子どもが成長したりとライフスタイルは変化していく。マイホームの購入と賃貸、どちらが自分にとってトクなのかじっくり考えて判断したい。
>>注意点
2)住宅ローンは、申込みからローン実行まで約1ヶ月を要するので、購入を決めてから住宅ローンを比較検討する時間はあまりない。不動産の購入を考え始めたら、さまざまな住宅ローンの情報をチェックしておこう。
3)中古物件を購入する場合、媒介(仲介)の業者が間に入るため手数料がかかる。売買価格が400万円を超える契約の場合、仲介手数料の上限金額の簡易計算法は以下。
「(売買金額×3%+6万円)×消費税」
(例:売買価格3,000万円であれば仲介手数料の上限金額は税込100万8千円)。
これは上限金額なので、不動産業者と合意のうえ手数料を決める。
リフォーム費用も住宅ローンが利用できる
中古物件を購入する場合、物件価格にリフォーム代金を含めて住宅ローンとして借り入れることができる。
例えば新たに登場した「フラット35 リフォームパック」では、住宅金融支援機構と金融機関の「フラット35」と、その金融機関が提供するローン「フラット35パッケージ」を利用できる。
金利変動に影響されない「フラット35」と低金利のメリットが受けられる「固定金利期間選択型」、「変動金利型」の住宅ローンを併せて借り入れることで、将来の金利変動リスクが軽減される。ただし手数料、諸費用が割高になる場合がある。(※取扱金融機関によって、商品名、商品内容、利用条件、必要となる手続や費用等が異なる)
大規模な増改築の場合は住宅ローンの利用が可能。リフォームのための公的融資としては財形住宅融資がある。財形住宅貯蓄の融資限度額は、合計残高の10倍までの額で、最高4000万円まで。返済期間は20年以内となっている。
(「フラット35」「財形住宅融資」「民間融資」とは?⇒初めての「住宅ローン」自分にあった金融機関選び)
民間融資としては、リフォームローンを利用することになる。リフォームローンは有担保型と無担保型の二種類。有担保型は住宅ローンとほぼ同じ仕組みになっていて、保証料、手数料、抵当権設定登記など手続きが多く諸費用も必要になる。大掛かりなリフォームを行う場合は有担保型の住宅ローンを利用。リフォームローンは無担保型ローンが主流だ。
▼有担保型ローン
メリット
デメリット
・無担保型と比べて金利が低い(リフォームする自宅を担保に入れるため)
・ 融資限度額が多い(おおむね1億円以内)
・ 返済期間が長い(最長35年程度)
・ 抵当権の設定に時間がかかる
・ ローン返済できなくなった場合は担保を失う
▼無担保型ローン
メリット
デメリット
・ 抵当権設定が不要
・ 諸手続きのための書類集めなどの必要がないので手続きが簡単
・ 審査が早い
・ 有担保型と比べて金利が高い
・ 融資限度額が少ない(3大メガバンクで500万円〜1000万円程度)
・ 有担保型ローンより返済期間が短い(最長10〜15年)
・ 借入期間が長ければ長いほど総支払額が増える
そのほかにも、対象者の年齢や融資限度額、金利等、金融機関によって異なってくるので取り扱い金融機関に相談のうえじっくり検討しよう。
不動産広告の見方のコツ! ポイントと落とし穴

住宅購入を意識し始めたとき、まずは手に取るのがポストに届く不動産の広告。マンション、一戸建てなど様々な物件がとても魅力的な言葉で紹介されている。今回は、その“不動産広告”の正しい見方をチェック!
不動産広告のここをチェック! スタンダードな表記の見方
新聞などにはいってくる不動産広告。価格や面積、間取りに目が行きがちだが、ほかにも不動産広告には多くの情報が掲載されている。一般的な項目を見ながら、住宅ローンを組む人、住宅購入を考えている人がおさえておきたい、チェックポイントをみていこう。
- ○業者の取引態様:売主、代理、媒介又仲介
- ○免許証番号:不動産会社名と免許番号の記載
- ○物件の所在地:新築分譲物件は地番まで表示、中古住宅は地番省略可
- ○交通の利便性:駅等から物件までの所要時間
- (80m=1分で単純計算。坂道や踏切、信号の待ち時間等は考慮されていない)
- ○各種施設までの距離または所要時間:病院や学校などは掲載されていても、墓地や工場などはあえて掲載していない場合もあるので注意
- ○権利:所有権、賃借権
- ○地目:通常は宅地。田、畑は注意
- ○住宅ローン等:提携、紹介。金融機関名、融資額、利率、貸付期間
- ○法令に基づく制限:用途地域、建ぺい率。市街化調整区域は注意
- ○許可番号:物件に必要な宅地造成、建築確認などの許可番号
【チェック(2) 分譲住宅(建売住宅)の不動産広告】
○「建築確認」や「確認番号」の横に番号が記載されているか?
【チェック(3)建築条件付きの不動産広告】
○価格は土地だけの価格が書かれているかをチェック。そのうえで建物の価格が併記されている場合はOK
「条件付き」
特定事項の明示義務
特定用語の使用基準
「建築条件付き」あるいは「建築条件付宅地」であれば、購入者が自由に建築会社を選ぶことができず、売り主または売り主の指定業者で建築しなければならない。
築条件付宅地」であれば、購入者が自由に建築会社を選ぶことができず、売り主または売り主の指定業者で建築しなければならない。 消費者にとって著しく不利益となる事項については広告に表示する義務がある。
(都市計画法、建築基準法その他の法令による利用制限や傾斜地、不整形地など)
抽象的な用語、他の物件等と比較するような用語の使用は禁止されている。
(表示内容を裏付ける合理的な根拠がある場合を除く)
ちなみに、新築とは建築後1年未満かつ未入居である物件を指し、それ以外は中古物件。中古住宅の広告では上記のような表示がされないこともある。また広告の文字の大きさは原則として7ポイント(約2.5mm四方の大きさ)以上となっている。
完全、完ぺき、絶対、日本一、抜群、当社だけ、特選、厳選、最高、最高級、格安、堀出、土地値、完売など。
不当表示 おとり広告といった悪質な広告を見分けるポイント
不動産広告は「宅地建物取引業法」(国土交通省等)と「不当景品類及び不当表示防止法」(消費者庁)によって、誇大広告などの不当表示が禁止されており、誇大広告をした場合は罰則がある。また、業界でも公正競争規約(表示規約)として自主規制基準を設けて広告のルールを定めている。
■『おとり広告』に気をつけよう!
自主規制により少なくなってきたおとり広告ではあるが、それでもまだ存在する。では、どのような広告がおとりなのか?
例えば、「実在しない住所・地番を掲載した物件」「売約済みの物件」を広告に掲載し客を呼び込み、「希望者に他の物件を勧めるなど当該物件の取引に応じない」。これがおとり広告だ。
おとり広告に共通しているのは、他社の広告物件と比べ面積や立地条件がほぼ同じなのに価格が安く、誰もが「掘り出し物」だと感じる広告だ。しかし、現地へ行くと建物が建たない土地であったり、はじめから売る気がないので価格を相場の半値で広告したり。そういった広告を見て店舗へ出向き、業者が広告物件以外の物件を勧めてきた場合はおとり広告の可能性がある。
■電柱に貼られたビラは違法
許可なく街角の電柱などに貼付されたビラなどは、屋外広告物法や道路法、軽犯罪法などの法律に違反する行為となっている。その業者には連絡しないほうが賢明だ。よい広告は、消費者にとって不利である情報に関してもきちんと表示をし、正確かつ情報量が多い。そして、直接現地に行くことができ、登記などを調べることができる。
いずれにしても、契約を急がせる、何でも安請け合いする、そのような不動産業者は要注意。よい不動産業者であれば住宅を購入するために必要な判断材料を消費者に提供し、じっくり検討する時間を与えてくれるはずだ。