
普段の買い物に便利なクレジットカード。便利すぎて、ついつい使いすぎてしまった!という方もいるのではないでしょうか。クレジットカードは銀行口座からの引き落としという仕組みで決済するため、引越ししたときには手続きが必要ないように思えるかもしれません。しかし、クレジットカードも引越しのときには手続きが必要となります。手続きをしないと、利用者の情報が漏えいしてしまう恐れもあるのです。そこで、引越しで決して忘れてはいけないクレジットカードの変更手続きについて紹介します。
手続きしないと情報漏えいも!?
多くのクレジットカード会社の規約には、契約時に登録した住所や電話番号、氏名などに変更がある際には、必ず届け出ねばならないと定められています。これは利用者の情報漏えいを防ぐためです。もし、引越しのあとに以前の住所にカード会社から請求書や通知などが届いたら、貴重な個人情報が他の人に見られてしまう恐れがあります。また、登録した情報が変わったことの報告を怠ることで、カード会社から信頼を失う恐れもあります。そうならないためにも引越しをしたときには、すみやかにクレジットカードの変更手続きを行うようにしましょう。
クレジットカードの手続き
カード会社によって手続きの方法は違います。まずは、クレジットカードの裏面に記載されている電話番号からカスタマーセンターに連絡をして、手続きの方法を尋ねるのがよいでしょう。
また、クレジットカード会社のインターネット会員になっていれば、カード会社のサイトから住所変更をできる場合もあります。ネット会員の場合は、電話連絡をする前にサイトにログインをして設定欄で確認をしましょう。
さらに、店頭で手続きを行ってくれるカード会社もあります。その場合には本人確認書類とクレジットカードをショップに持参して、住所変更をすることになります。そのとき注意するのは、本人確認書類の住所が、きちんと変更されているかという点です。そのため、免許証など本人確認書類の登録住所の変更が済んでから、ショップにいくようにしましょう。
手続きあとにクレジットカードが使えない場合は
日常的にクレジットカードを利用している人にとっては、カードが突然使えなくなってしまったら非常に不便な思いをすることになります。引越し時は何かと支払いも多いので、手続きあとにカードが使えなくなってしまったら困ってしまいますよね。もし、カードが使えなくなった場合には、そのまま放っておかずに原因を見つけるようにしましょう。
クレジットカードは住所登録を変更したからといって使えなくなるということはあまり考えられません。まずはカードの負傷や、有効期限切れ、利用限度額をオーバーしていないか、などを確認してみましょう。
まれなケースですが、カード会社がメンテナンスを行っていて、そのカード会社の会員は誰も使えないといったこともあるようです。自分で原因が分からない場合は、カード会社に直接問い合わせましょう。クレジットカードが使えなるのは、様々な理由があるので、すみやかにカード会社へ問い合わせをして原因を解明するのが一番の近道です。
- カスタマーセンターに連絡をして手続きを行う
- インターネット会員になっていれば、カード会社のサイトから住所変更をできる