ウォーターサーバーの衛生面について質問です。ウォーターサーバーを会社の待合室に設置しようと思い、インターネットで調べ物をしていたところ「ウォーターサーバーは水道水の基準を満たしていない」という意見を見かけました。これは、ウォーターサーバーの安全性や衛生基準が証明されていないということでしょうか。お客様に万が一のことがあったら大変です。本当にウォーターサーバーは危険なのでしょうか?また安全に活用する方法はあるのでしょうか?
不衛生が疑われる理由について
これからウォーターサーバーの導入を考えている方にとって、衛生面は非常に気になる問題です。
確かに一部の製品では、かつて「日本の水道水の基準を満たしていない」という指摘を受けたものもあります。しかし、日本の水道水の基準は「水道管を通って各家庭に供給される」という前提で設定されています。このため実用的な安全性を大きく超える厳しい基準となっていることも事実です。
また、ウォーターサーバーの性能も年々向上しています。ウォーターサーバーをひとまとめにして「不衛生」と判断するのは早計ではないでしょうか。
健康に影響はありません
「日本の水道水の基準を満たしていない」ということについて、もう少し掘り下げて説明しましょう。日本の水道水は水道法第4条に基づき、「水質基準に関する省令」で規定された基準に則ったものであり、非常に厳しく維持管理されています。たとえば日本の水道水は硬度300mg/L以下と定められていますが、いわゆるミネラルウォーターと呼ばれる飲料水では、この基準を超えているものが多々あります。水道水の基準を上回っているとしても、飲料水として失格になるわけではありません。美味しく飲めるミネラルウォーターとして市販され続けていることがその証明です。
また微生物においても同様で、ミネラルウォーターはもちろん、水道水にも多少の微生物は混入しています。実際に、ウォーターサーバーの水質調査にあたった研究者も「体に影響のあるレベルではない」と判断しています。
定期的なメンテナンスが大切
ただちに影響のあるレベルではないといっても、ご質問のように会社の待合室などで提供する場合、万が一のことを考えると不安になるのも当然です。その万が一に備えるためにも、ウォーターサーバー会社は機器のメンテナンスのしやすさに気配りしたり、定期的なメンテナンスを行ったりという対策を施しています。
ウォーターサーバーに異常がないか調べたり、普段清掃しづらいところをキレイにする等、サーバーのコンディションを整える大切な作業です。メンテナンス不要をうたう会社もありますが、それでもやはり日常的な衛生管理には率先して目配り・気配りしておきたいところです。
なお、ウォーターサーバー会社を選ぶ際にはお水の価格も気になるところですが、メンテナンス料金やアフターサービスの質も十分に検討してみてください。