ウォーターサーバー本体は購入できる?買い切りとレンタルのメリット・デメリット

ウォーターサーバー本体は購入できる?買い切りとレンタルのメリット・デメリット

きれいな水やお湯がすぐに使えるウォーターサーバーですが、レンタルだけでなく本体を購入(買い切り)できることをご存知でしょうか?この記事では、ウォーターサーバーの購入可否や、購入できる機種について詳しく解説します。

また、購入とレンタル、それぞれのメリット・デメリットを徹底比較。購入時の初期費用や維持費、メンテナンス面での違いなど、重要なポイントを紹介していきます。

長期利用でコスト削減を考えている方や、自由な使い方を希望される方はもちろん、ウォーターサーバーの導入を検討中の方にとっても、賢い選択をするための参考になる情報が満載です。

mokuji目次

  1. ウォーターサーバーは購入(買い切り)できる?
  2. 買い切り可能なウォーターサーバーの種類
  3. ウォーターサーバーを購入するメリット・デメリット
    1. 【購入のメリット】ランニングコストを抑えて経済的に!
    2. 【購入のデメリット】初期費用やメンテナンスに注意
  4. ウォーターサーバーをレンタルするメリット・デメリット
    1. 【レンタルのメリット】初期費用を抑えられて安心サポート
    2. 【レンタルのデメリット】ランニングコストに注意
  5. ウォーターサーバーは購入とレンタルどっちがお得か
    1. 水の消費量で考える
    2. 利用期間も重要な要素
  6. ウォーターサーバー本体の購入方法
    1. 家電量販店で購入
    2. インターネットで購入
    3. 商品の公式サイトで購入
  7. 購入もおすすめ!お得にウォーターサーバーを利用しよう

ウォーターサーバーは購入(買い切り)できる?

ウォーターサーバーは購入(買い切り)できる?

ウォーターサーバーといえば、レンタル利用が一般的というイメージがありますが、実は本体を購入(買い切り)することも可能です。レンタルの場合は月々のレンタル料と水代が必要になりますが、購入の場合は本体代金と水代のみで利用できます

また、レンタルでは契約期間や最低利用期間が設定されていることが多いのに対し、購入すれば契約に縛られることがありません。

買い切り可能なウォーターサーバーの種類

買い切り可能なウォーターサーバーの種類

買い切り可能なウォーターサーバーには、主に2種類があります。1つ目は、市販のペットボトルを使用できる「ペットボトル式ウォーターサーバー」です。1万円程度から購入でき、お好みの水を使用できる手軽さが特徴です。

2つ目は、通常レンタルで提供されている「レンタルウォーターサーバーの購入プラン」です。数万円と価格は高めですが、自動クリーン機能など高機能な商品が多いのが特徴です。

ウォーターサーバーを購入するメリット・デメリット

ウォーターサーバーを購入するメリット・デメリット

ウォーターサーバーの購入には、以下のようなメリット・デメリットがあります。

メリット

デメリット

・長期利用でお得になる
・水道水を利用する場合はさらにお得
・解約金不要で気軽に利用開始・停止できる

・初期費用が高額になる場合がある
・定期メンテナンスサービスがない場合が多い
・不要になった際の処分は自己責任

それぞれについて、以下で詳しく解説します。

【購入のメリット】ランニングコストを抑えて経済的に!

ウォーターサーバーを購入する最大のメリットは、経済的である点です。初期費用は必要になるものの、毎月のレンタル料が不要なため長期的には費用を抑えられます。メリットについて、詳しく見ていきましょう。

長期利用でお得になる

ウォーターサーバーを購入する場合、数万円の初期費用がかかりますが、レンタル料が不要なため長期利用では総額を抑えられます

例えば、あるサービスではレンタルだと月額料金と水代で年間約10万円かかりますが、購入では初期費用5万5,000円と水代のみ。3年以上利用した場合、購入のほうがお得になりました。水の使用量が多い家庭なら、さらに大きな節約効果が期待できます

水道水を利用する場合はさらにお得

水道水が使えるタイプのウォーターサーバーを購入すれば、ボトルの配送費用が不要になり、さらなる節約が可能です。一般的なウォーターサーバーの水代は1本(12L)あたり約1,500円。4人家族で月6本使用する場合、年間約10万8,000円かかります。

一方、水道水を利用すれば、1Lあたり約0.2円。同じ使用量でも年間約200円程度のため、単純計算にはなりますがかなりの節約になります。

解約金不要で気軽に利用開始・停止できる

購入の場合は、契約期間の縛りがないため、ライフスタイルの変化に合わせて自由に利用を開始・停止できます。一方、レンタルの場合は2〜3年の最低利用期間が設定されていることが多く、中途解約すると違約金が発生します。

例えば、2年契約で1年目に解約すると、残り期間分の料金を支払う必要があります。購入なら、そうした心配なく利用できます。

【購入のデメリット】初期費用やメンテナンスに注意

ウォーターサーバーを購入する際は、初期費用が高額になることなど、いくつかの注意点があります。デメリットについて、詳しく見ていきましょう。

初期費用が高額になる場合がある

ウォーターサーバーの本体価格は、機種によって大きく異なります。高機能なタイプでは5万円以上するものもあり、まとまった初期投資が必要です。分割払いも可能ですが、その場合は月々の支払いが発生します。

定期メンテナンスサービスがない場合が多い

購入したウォーターサーバーは、定期的なメンテナンスを自分で行う必要があります。レンタルの場合は専門スタッフによる定期的なクリーニングが含まれていますが、購入の場合はそうしたサービスがないため、衛生管理は全て自己責任となります。

特に、給水部分や温水タンクの清掃は重要で、適切なメンテナンスを怠ると雑菌が繁殖するリスクがあります。

不要になった際の処分は自己責任

購入したウォーターサーバーが不要になった場合、処分も自己責任で行う必要があります。一般的な処分方法は、自治体の粗大ごみとして出すか、専門の廃品回収業者に依頼することです。

処分費用は地域や業者によって異なりますが、粗大ごみの場合は1,000〜3,000円程度、業者依頼の場合は5,000円前後かかることが多いです。また、自治体によって処分方法や料金が異なるため、事前に確認しましょう。

ウォーターサーバーをレンタルするメリット・デメリット

ウォーターサーバーをレンタルするメリット・デメリット

ウォーターサーバーをレンタルして利用する場合、以下のようなメリット・デメリットがあります。

メリット

デメリット

・初期費用が安く、サーバー本体の費用負担が少ない
・定期メンテナンスや故障時のサポートが充実
・不要になったら返却すればOK

・長期利用だと割高になる可能性も
・解約金が発生する場合がある

それぞれについて、以下で詳しく解説します。

【レンタルのメリット】初期費用を抑えられて安心サポート

レンタルの最大のメリットは、まとまった初期投資なしでウォーターサーバーを利用できることです。さらに、定期的なメンテナンスや故障時の対応など、手厚いサポートが付帯しているのもうれしいポイント。

まずは、メリットについて詳しく見ていきましょう。

初期費用が安く、サーバー本体の費用負担が少ない

レンタルの場合、初期費用は基本的に設置料金のみで、購入に比べて大幅に抑えられます。本体代金は月々のレンタル料に含まれており、一般的な相場は500〜1,000円程度。

水の使用量が一定以上あればレンタル料が無料になるプランも提供されています。分割払いのような長期の支払い負担もないため、初期の費用負担を最小限に抑えられます。

定期メンテナンスや故障時のサポートが充実

レンタルでは、専門スタッフによる定期メンテナンスが提供されます。

一般的に半年〜1年に1回程度の頻度で、内部清掃や部品交換、衛生チェックなどを実施。故障時も無償で修理や交換に対応してくれるため、メンテナンスの手間や修理費用の心配がありません

不要になったら返却すればOK

レンタルの場合、利用を終了する際は返却の連絡をすれば、業者が引き取りに来てくれます。返却時の注意点は、事前に内部の水を抜いておくことと、付属品を揃えておくことくらいです。

粗大ごみとしての処分や、廃品回収業者への依頼といった手間や費用も不要。引っ越しなどで急に返却しなければならない場合でも、スムーズに対応できます。

【レンタルのデメリット】ランニングコストに注意

レンタルの最大の注意点は、月々のランニングコストが積み重なることです。特に長期利用の場合、レンタル料と水代の合計額が購入時の総額を上回る可能性があります。デメリットについて、詳しく見ていきましょう。

長期利用だと割高になる可能性も

レンタルの場合、長期利用では購入よりも総額が高くなることが多いです。例えば、月々のレンタル料が1,000円、水代が3,000円の場合、単純計算で5年間で総額約24万円になります。

一方、購入の場合は、本体代を5万円とすると、その他の費用は水代のみのため、5年間の総額は約23万円となり、約10,000円の差が出ます。使用期間が長くなるほど、この差は広がっていきます。

解約金が発生する場合がある

多くのレンタルプランでは、2〜3年の最低利用期間が設定されており、期間内に解約すると解約金が発生します。例えばサントリーの場合、2年契約の途中解約では、残り期間×1,000円の解約金が必要で、1年目で解約すると12,000円の負担となります。

また、フレシャスでは1年未満の解約で16,500円、2年未満の解約で9,900円の解約金が発生。コスモウォーターはモデルによって異なりますが、2年未満の解約で16,500円、または3年未満の解約で20,900円の解約金が発生するなど、会社によって金額は異なります。

ウォーターサーバーは購入とレンタルどっちがお得か

ウォーターサーバーは購入とレンタルどっちがお得か

ウォーターサーバーを導入する際、購入とレンタルのどちらを選ぶかは重要なポイントです。それぞれの選択が最適かどうかは、世帯ごとの水の消費量や予定している利用期間によって大きく変わってきます。

以下では、具体的な消費量の目安や長期・短期での費用比較など、判断材料となる情報について詳しく解説します。

水の消費量で考える

ウォーターサーバーに限らず、多くの商品は大量購入すると「ボリュームディスカウント」が効いて、価格が安くなります。サーバーをレンタルしている場合は、毎月決められた本数のボトルが届くためボリュームディスカウントが効きません。

しかし、サーバーを購入している場合は、一度に大量のボトルを購入することも可能なため、水の消費量が多い場合は必然的にコストも下がる場合が多いです

利用期間も重要な要素

利用期間も、購入かレンタルかを決める重要な要素です。先に触れたとおり、購入の場合は初期費用が高くつきます。一方レンタルの場合は、毎月のレンタル料金が安価のため、利用期間が短い場合はレンタルのほうがコストがかかりません。

しかし長期間の利用になると、その分だけレンタル料金を払う回数も多くなります。購入の場合は初期費用さえ払ってしまえばサーバーに関する料金は発生しないため、長期利用となると購入したほうが圧倒的にお得になります。

ウォーターサーバー本体の購入方法

ウォーターサーバー本体の購入方法

ウォーターサーバー本体を購入する方法は、主に家電量販店での店頭購入、インターネットでの通販購入、メーカー公式サイトでの直接購入の3つがあります。

それぞれに特徴があり、商品を実際に確認したい場合は店頭、特典やキャンペーンを活用したい場合は公式サイトなど、目的に応じて選択しましょう。

家電量販店で購入

家電量販店での購入は、実物を確認しながら商品を選べるという大きなメリットがあります。サイズ感や操作性を実際に確認でき、店員に相談しながら選べるため、初めての購入でも安心です。

ただし、在庫状況や取り扱い機種に制限があるかもしれないため、購入前に電話で確認することをおすすめします。

インターネットで購入

インターネットでの購入は、自宅にいながらさまざまな商品を比較検討できる便利さが魅力です。価格比較サイトで最安値を探せたり、実際の使用者のレビューを参考にできたりするのも大きなメリット。

ただし、直接製品触ることができないため、いざ届いたときに操作性やデザインがイメージと違った、といったことにならないよう注意しましょう。

商品の公式サイトで購入

メーカー公式サイトでの購入は、オンライン限定キャンペーンや特別割引が適用できる場合が多いのが特徴です。また、保証やアフターサービスも充実していて安心です。

分割払いなどの支払いプランも選びやすく、初期費用の負担を抑えられるでしょう。ただし、他社製品との比較がしにくい点は注意が必要です。

購入もおすすめ!お得にウォーターサーバーを利用しよう

ウォーターサーバーは購入とレンタル、それぞれにメリットとデメリットがあります。長期利用や水の使用量が多い場合は購入がおすすめ。短期利用や初期費用を抑えたい場合はレンタルがおすすめです。

自身の生活スタイルや予算に合わせてよりよい選択をしましょう。

なお、オリコン顧客満足度ランキングでは、ウォーターサーバーの利用者へのアンケート調査をもとに算出した「ウォーターサーバーランキング」を発表しています。ウォーターサーバーの利用を検討される際はこちらもぜひご参考いただき、自分に合ったよりよい選択肢を見つけてみてください。
※本記事では一般的な例をもとに情報をまとめています。各社の商品やプランによっては当てはまらないケースもあります。また、情報は公開日現在のものです。サービス・製品の詳細は各社の公式サイトから最新情報をご確認ください。
オリコン日本顧客満足度ランキングの調査方法について

\ 9,958人が選んだ /
ウォーターサーバーランキングを見る