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事故とカウントされない「ノーカウント事故」では、特約を利用することで等級を下げずに保険を使うことができる。
自動車保険を利用すると、基本的には3等級、2012年4月の改定等級制度では災害などによる損害の場合でも1等級ダウンすることになり、原則として保険を利用すると何らかの等級ダウンが行われるようになっている。
ただし、自動車保険には保険会社が設定した特約などがあり、それに該当する場合はノーカウント事故として事故と扱わずに保険を使えるケースもいくつかある。
ノーカウント事故の設定は、保険会社や契約内容によって変わるが、たとえば「車両保険の無過失事故」に関する特約などが代表的だ。
「赤信号で停まっていたら後方から追突された」といったケースのように、運転者にまったく過失がないのに事故に巻き込まれてしまった場合、当然加害者側に賠償責任があるため、保険を使う必要はなく、等級も下がらない。しかし、事故を起こした側が任意保険に加入していなかったりした場合など、支払いが滞ってしまう場合もある。このとき、一定の条件を満たしていれば、ノーカウント事故として扱い、等級を下げずに保険の利用ができるというのが車両保険の無過失事故に関する特約だ。
ノーカウント事故については保険会社によってさまざまな特約や条件があるので、契約時などに確認しておこう。