自動車保険特集

安いだけでは不十分!自動車保険は「自分に最適化」でコスパが良くなる

【画像】個人賠償責任特約

 自動車保険は掛け捨てが原則ですから「必要最低限の補償さえあれば、安いほどいい」と割り切って考える人は多いと思います。しかし、自動車保険は事故対応など、補償範囲や補償額、保険料の比較だけでは優劣を決められない要素があるのも事実です。

 そこで、自動車保険の内容を見直し、自分に最適化することで保険料を割安にするポイントをご紹介します。

ポイント1 補償範囲の見直し

 もし「免許を取ってすぐに新車を購入し、ディーラーにすすめられる自動車保険に加入した」という状況なら、自動車保険の見直しで保険料を安くできる方法はいろいろ考えられます。

 最初に見直したいのは「補償範囲」です。自動車保険における補償範囲とは、「誰が運転しているときに補償するかという範囲です。これを狭めることで、保険料を安くできます。例えば、運転者限定特約 は、「本人型」「夫婦型」などのタイプがあります。さらに、ドライバーの年齢条件(30歳以上補償など)を設定することで、保険料の割引きが受けられます。当然のことながら、該当する人数が少なく、年齢条件も高いほうが有利です。

 「おもに運転するのは自分だが、たまに家族が運転するかもしれない」という理由で夫婦型を選択する人も多いと思います。しかし、実際には「保険加入期間中、自分以外1回も運転しなかった」というケースもあります。実情に応じた補償範囲を設定することで、保険料を安くすることができるでしょう。

ポイント2 補償内容の見直し

 次のポイントとして挙げられるのが、過剰な補償内容の見直しです。補償内容とはどのような損害に対して補償するかを定めたものです。一般的な自動車保険では、対人賠償保険・対物賠償保険・自損事故保険・無保険車傷害補償 がセットになっています。それ以外には、人身傷害補償特約、搭乗者傷害保険、車両保険など、さまざまな保険や特約がプラスできるようになっています。

 一般論としては、対人賠償保険・対物賠償保険は、補償額を無制限にしておいたほうが安心です。しかし、それ以外の補償内容には見直しの余地があります。例えば車両保険です。これは、事故の際に自分の車の修理費や、全損の場合の買い替え費用を補償する保険です。新車のときはつけておきたい保険ですが、車の年式が古くなり「少々の傷やへこみが増えても修理する必要はない」と思うようであれば、無理につけておく必要はありません。車両保険では契約時点の時価以上の補償はされないため、価値が低くなった車に対してはあまり有効ではないからです。ただし、ローンが残っている場合は注意が必要です。全損時に廃車にするためにはローン完済が条件となりますので、車両保険がないと全額自己負担で一括返済しなければいけない可能性があります。

 また、搭乗者傷害保険と人身傷害補償特約 は、どちらもドライバーや同乗者の死傷に対して保険金が支払われる保険です。それぞれ「一定内(定額または契約時の保険金)の保険金しか支払われない」「治療費などの実費をカバーできるが、費用が確定するまで補償が受けられない」など一長一短があるものの、補償内容の傾向は近いので、どちらか片方に加入する方法もあります。ただし、補償内容は変わりますので安易に決定せず、十分検討してから判断してください。

 このように、自分が加入している自動車保険の補償内容をチェックし、項目ごとに条件や補償額の上限などを見直すことで、安い保険料でも自分のニーズにマッチした保険にすることができます。

ポイント3 通販型自動車保険の検討

 代理店を介して自動車保険に加入したという人は、通販型の自動車保険を検討してみるべきかもしれません。ダイレクト型とも呼ばれる通販型の自動車保険は、代理店のマージンコストを削減することで、同程度の補償内容で安い保険料を実現しています。また、リスクを細分化することにより、加入者の条件に応じたきめ細かい自動車保険を設計できるため、代理店型に比べて保険料を安くしやすいという長所もあります。

 また、通販型自動車保険は、インターネット上から検討したい保険会社の見積もりを一括で取ることもできます。ですから、多くの保険商品から選んで比較・検討がしやすいというメリットがあります。なお、一括見積もりができるサイトでは、保険会社ごとの特徴や比較情報、評判などの情報が掲載されているところもあります。加入の際は、参考にしてみてはいかがでしょうか。

 しかし、メリットばかりではありません。通販型自動車保険は、自分で情報を収集し、補償の内容を理解した上で設計し、加入する必要があります。保険料を安くするための手段としては非常に有効ですが、本当に必要な保険と補償額に加入できているかどうかは自己責任になります。コールセンターに問い合わせも出来ますが、不安があるなら、専門知識を持った営業担当からアドバイスを受けられる代理店型のほうがいいでしょう。

 なお、「通販型は安いが、事故時の対応などが心配」という人もいます。しかし、もちろん保険会社による対応の違いはありますが、代理店型と通販型で事故対応の満足度に差はなくなってきているようです。

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自分以外の自動車保険を活用する

 「自分は本当に自動車保険に加入する必要があるか?という抜本的な見直しも大切です。例えば、家族(別居・未婚の子どもを含む)が別の自動車保険に加入している場合、保険の補償範囲を広げて自動車保険を一本化できる可能性があります。

 また、親があまり車を運転しなくなったのであれば、等級の引き継ぎをしてもらって自分の保険料を引き下げるという方法もあります。この場合、引き継ぎをした親の保険料は高くなりますが 、自動車保険では等級が同じなら事故率の高い若者よりも安い という特徴があるため、世帯トータルで見ると保険料を引き下げることができるのです。

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自動車保険会社は、ダイレクト系と代理店系の2つに大きくわけられます。双方のメリット・デメリットをきちんと踏まえて選びましょう。

人身事故の最高賠償金額は約5億円。物損事故でも約3億円にのぼるケースがあります。まずは実際の事故事例を見て任意保険の必要性を知りましょう。

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