最近、顧客サービスとして各種ロードサービスを提供する自動車保険会社が増えてきました。一方、以前からロードサービスを行ってきた団体にJAF(一般社団法人日本自動車連盟)があります。そのため、自動車保険会社とJAFのロードサービスを混同してしまう人も多いようです。ここで、それぞれの違いを見てみましょう。
自動車保険会社より先にロードサービスを提供していたJAF
JAFとは、ドライバーの権益を保護することを目的に設立された、自動車に関する様々な業務を行う団体です。一般的には、ロードサービスで知られています。実は、自動車保険会社がロードサービスを提供するようになるまでは、バッテリー上がりやキー閉じ込みといったトラブルの際の救援といえばJAFでした。そのほかにもレッカーサービスなど、現在自動車保険会社が提供しているものと同様のサービスを行っています。
自動車保険会社とJAF、両者の違いは「対象」
自動車保険会社とJAFのロードサービスの内容は、おおむね同じといって良いでしょう。しかし、決定的に違うことがあります。それは「対象」です。
自動車保険会社のロードサービスは自動車保険に付帯するものなので、被保険自動車、つまり「車」を対象にしています。一方JAFは、年会費を払った会員に対し、様々なロードサービスを回数の制限なく無料で提供するシステム。つまり「人」を対象にしているのです。例えば他人の車を運転していてトラブルに遭った場合、会員であればJAFのロードサービスは受けられるということですね。自動車保険会社のロードサービスは、保険の対象にならない場合は受けられないケースがあるので注意しましょう。
自動車保険会社のロードサービスの対象
被保険自動車
JAFのロードサービスの対象
年会費を払って会員となった人
ただ、最近の自動車保険会社のロードサービスは充実しているため、たいていのトラブルなら自動車保険に付帯するロードサービスで十分かもしれません。とはいえ、より厚い安心感を得るために、自動車保険への加入とともにJAF会員になっているという人もたくさんいます。自分の車の運転の仕方や、想定されるトラブルなどを考え、より自身にあった選択をしてください。