ネット銀行の顧客満足度を項目別に並び替えて比較することが出来ます。
TOP | 総合ランキング |
---|---|
評価項目別 ランキング | 提供商品・サービスサイトの使いやすさアプリの使いやすさ手続き付帯・連携サービスシステムの安定性ATMの使いやすさ優遇サービスネットバンキング手数料キャンペーン問い合わせのしやすさ |
男女別 ランキング | 男性女性 |
商品別 ランキング | 定期預金・積み立て |
※文字がグレーの部門は当社規定の条件を満たした企業が2社未満のため発表しておりません。
ネットバンキングの顧客満足度を項目別に並び替えて比較することが出来ます。
TOP | 総合ランキング |
---|---|
評価項目別 ランキング | サイトの使いやすさアプリの使いやすさ手続き付帯・連携サービスシステムの安定性ネットバンキング手数料問い合わせのしやすさ |
男女別 ランキング | 男性女性 |
地域別 ランキング | 北海道東北関東甲信越・北陸東海近畿中国・四国九州・沖縄 |
商品別 ランキング | 定期預金・積み立て |
※文字がグレーの部門は当社規定の条件を満たした企業が2社未満のため発表しておりません。
ネット銀行(=ネットバンク)とは、言葉のとおり「インターネット専業の銀行」のこと。振込や振替などの取引をインターネットとキャッシュカードで行い、各種取引の手数料なども通常の普通銀行よりも低価格設定の場合もあることから、現代人のライフスタイルと親和性が高い。しかし、実店舗を持たない分、制限されていることもある。そこで、ネット銀行のメリット・デメリットをみていこう。
ポイント1:普通の大手銀行と比べて高金利
ネット銀行は、一般の銀行(普通銀行)がインターネット向けに展開しているサービスを指す「ネットバンキング」とは異なり、基本的に実店舗や預金通帳がなく、インターネットや電話でお金のやりとりが完結する。普通銀行に比べて運営コストが抑えられることから、預金金利は比較的高く、手数料は安く設定されている点が特徴だ。
ポイント2:振込みや手数料や出金手数料もお得
また、手数料については、大和ネクスト銀行の例を見てみると、自分名義のほかの金融機関への振り込みは無料、家賃など毎月かかる振り込みも月3回までは無料となっている。コンビニATMでの出金もしやすく、住信SBIネット銀行やソニー銀行などはセブン-イレブンでの出金手数料を回数無制限で無料にするなど、現在、ネット銀行各社は手数料に関するサービスを充実させているため「ネット銀行は普通銀行より金利と手数料でお得」と考えていいだろう。
その3:24時間営業! 時間を気にする必要なし
ネット銀行は、インターネットを通じて、24時間いつでも利用できる。システムのメンテナンスなどで利用不可となることもあるが、基本的には深夜や早朝、普通銀行で手続きができない週末にも活用できるため、急に「振り込みをしなければならない」というときに便利だ。
また、ネット銀行では「営業日」を気にする必要もない。普通銀行で振り込み手続きをすると、営業時間の都合上、実際にお金が振り込まれるのは「翌営業日」になってしまうことがあるが、ネット銀行の口座でのやりとりであれば、手続きが完了すると同時に入金されるのだ。
時間を気にせず、お金のやりとりを確認できる便利さから、ネットオークションの出品者が振り込み先としてネット銀行の口座を指定しているケースも多い。もちろん、購入する側は普通銀行の口座から振り込むこともできるが、店舗窓口やATMからの入金では手間がかかり、手数料も高くなるため、ネット銀行の口座を持っているとスムーズだろう。
ネット銀行のデメリットひとつ目は、現金の入出金ができるATMが限られていること。ネット銀行には実店舗や専用のATMがないため、普通銀行との提携でATMでの入出金を可能にしている。ネット銀行各社のホームページをチェックし、事前に提携銀行を調べておかないと、現金が必要なときに「お金が下ろせない」ということになりかねないので注意が必要だ。
また、ネットワーク障害などでネット銀行のホームページ自体にアクセスできなくなる可能性もある。ほかにもネット銀行は公共料金や税金、クレジットカードの引き落とし口座への指定に対応していないことが多い。この点も押さえておこう。
ネット銀行のメリットや特徴がわかったところで、利用に向けて必要になるのは「口座」の開設。ネット専業銀行で新たに口座を開設する場合と、普通銀行のインターネットバンキングを利用する場合に分けて、代表的な方法を紹介する。
ネット専業銀行の口座開設はスピーディ&簡単な点が特徴だ。各銀行のホームページから申し込むだけで、申し込み手続きが完了する場合も多い。
○住信SBIネット銀行
「住信SBIネット銀行」では、必要書類を郵送することなくオンライン上で申込手続きを完了する方法と、必要書類を郵送する方法を選べる。また、銀行口座だけの開設も可能だが、グループ会社である「SBI証券」の口座を持っていれば、ネット上でパスワード等の初期設定を行うだけで、簡単に口座開設ができる。
【特徴】
■オンライン申し込みをした場合、必要書類の郵送は不要
■「SBI証券」の口座をすでに持っている人は、より簡単に口座開設ができる
○じぶん銀行
「じぶん銀行」では、スマートフォン専用アプリ『クイック口座開設アプリ』を使って申し込みが可能だ。こちらはアプリをダウンロードし、内蔵カメラで運転免許証を撮影することで、顧客情報が簡単に入力できるというもの。画像データと、簡単な情報を入力して送信するだけで、キャッシュカードなどが郵送で届けられるという仕組みになっている。もちろん、スマートフォンを持っていなければパソコンで手続きをすることもできる。
【特徴】
■専用アプリを使った簡単申し込みが可能
○大和ネクスト銀行
「大和ネクスト銀行」は銀行口座単独の開設はできないが、グループ会社の「大和証券」にオンライントレードの口座を開くことで、銀行口座も同時に開設することができる。手続き方法と口座開設までの期間は、大和証券のホームページからの申し込みで翌日、大和証券の各店舗窓口での対面申し込みで即日、口座開設申込書と本人申込書類(以後、必要書類)を郵送で提出する場合でも最短3日程度と、とにかく早い。
【特徴】
■大和証券のオンライントレードの口座を開く必要がある
■最短で即日開設(※店舗窓口での対面申し込みの場合)
ネット専業銀行の口座開設のポイント
店舗窓口を持つ普通銀行や信託銀行では、インターネットネットバンキングを利用すると、インターネット経由でお金のやり取りができるようになる。
○新生銀行
「新生銀行」では、総合口座『新生総合口座パワーフレックス』を開設すれば、それだけでネットバンキングも利用できる。すでに同行の口座を持っている人であれば、新たにネット取引専用の口座を作る必要がなく、ホームページからインターネットバンキングのサービスを申し込むだけで良いということだ。
最近では、普通銀行の口座開設もわざわざ店舗窓口に足を運ばず、ホームページからの登録と書類の郵送で済むケースも多い。基本的な流れは以下のとおりで、1〜2週間で口座が利用できるようになるのが一般的だ。
普通銀行で口座開設、またはインターネットバンキングを使うための一般的な手順
またネット専業銀行、普通銀行とも口座開設の際は本人確認書類の提出が必要となる。本人確認書類として指定されているものには、下記のようなものが多い。
主な本人確認書類
口座開設に向けて面倒に思えるステップもあるかもしれないが、各銀行のホームページには手順が詳しく記載されており、迷わずスムーズに手続きができるよう配慮されている。オリコン『顧客満足度の高いネット銀行ランキング』も参考にしつつ、さっそく自分に合いそうなネット銀行の口座を開いてみよう。
口座の開設が簡単で、時間と場所を選ばずに利用できるなど、メリットが多いネット銀行だが、一方で気になるが「セキュリティ」の問題。ネット銀行の口座は、インターネットだけで取り引きができるという便利さを持つ一方で、不正アクセスやパスワードの流出など、大切な個人情報が危険にさらされる可能性も決してゼロではない。
「もし急にシステムがダウンしたら、口座が使えなくなってしまう可能性もあるのではないか……」など、心配は尽きないものだが、だからこそ必要なのはユーザー自身の危機管理意識。「備えあれば憂いなし」と考え、各銀行が行っているセキュリティ対策に関する知識を身に付け、ユーザー自らが対処しておくべきセキュリティ対策法をチェックしていこう。
各銀行は、第三者による「なりすまし」や不正アクセスの防止、システムの保護などに対して、<表1>のようなセキュリティ対策をさまざま行っている。多くの銀行が取り入れている代表的な施策を、大和ネクスト銀行を例に見てみよう。
「なりすまし防止」については、「ログインパスワード」「取引パスワード」「認証番号」と、3つの認証要素を組み合わせた本人確認を行っている。また、システムにログインしたままの状態で別の人に利用されることがないように、一定時間を経過すると自動的にログアウトされる機能もついている。
これらに加え2014年2月24日からは、より強固なセキュリティ対策として“プラス認証”方法を導入。一つはログインのたびに毎回違うパスワードがメールで届く「ワンタイムパスワード」を入力、もう一つは本人にしか知らない質問に対する「合言葉」を入力してログインする方法である。
また「不正アクセスの防止」については、外部からのネットワークへの侵入を防ぐ「ファイアウォール」とともに、セキュリティ会社と連携し、ファイアウォールを突破する不正アクセスをリアルタイムに検知し、対処する「不正アクセス検知機能」(IDS/WAF)を備えている。
一方で、地震など物理的な障害も心配される「システムの保護」については、震度7クラスにも耐えられる耐震性があり、自家発電も完備したシステムセンターがある。警備員や監視カメラによる24時間365日体制の監視が行われており、入退室も個人識別装置で徹底管理されているそうだ。
<表1>主なセキュリティ対策一例
対策別ジャンル
対策方法一例
暗証番号・本人確認対策
・簡単に憶測できる番号は暗証番号として登録できないようにする
・本人確認に複数の承認要素を組み合わせる
・複数の暗証番号登録、入力する
・ワンタイムパスワードによる追加認証
・ソフトウェアキーボードを使った入力…など
メールを使った対策
・電子署名付き電子メール(S/MIME)の利用
・取引結果の通知サービス
・個人情報等の変更確認通知サービス
・ワンタイムパスワードの送信…など
スマートフォンを使った対策
・スマートフォンを利用した「第3認証方法」を導入
・「口座ロック機能/解除」ができるスマートフォンアプリの導入…など
そのほかの対策
・ベリサイン発行のデジタル証明書の取得
・128bit SSL暗号化通信の採用
・前回ログオン日時の表示
・フィッシングサイト閉鎖サービスの導入
・MITB(マン・イン・ザ・ブラウザ)攻撃対策
・アクセス環境分析(普段と異なる環境からのアクセスと判断した場合に追加認証をする)…など
不測の事態に備えて、ユーザー自身が対策を講じることも重要。口座に利用制限をかけたり、各種設定を細かく変えたりすることで、安全性を高めることができる。ここでは、住信SBIネット銀行を例に見てみよう。
分かりやすいのは、「振込限度額」と「キャッシュカード引出限度額」の設定。住信SBIネット銀行では、振込指定日1日あたりの限度額は「0円から1000万円の範囲内、1万円単位」で設定できる。また、引出限度額は1日あたり「0円から200万円の範囲内、1万円単位」で、1ヶ月あたりなら「0円から1000万円の範囲内、1万円単位」で自由に設定することができる。1日に動かせるお金を制限しておけば、万が一、なりすまし被害に遭ってしまっても、その被害を最小限に抑えることができるだろう。
「キャッシュカードの利用設定」も使いこなしたい機能。「通常」、「停止」、「一時許可」という設定があり、普段はすべての取引をストップする「停止」にしておくと安心。必要なときだけ、取引が可能な「通常」の設定に戻そう。また「一時許可」を選べば、設定後1時間だけ利用できる。設定から1時間が経過したとき、または1時間以内に1度でも出金をした場合は、キャッシュカードの設定が自動的に「停止」になる。こちらも、ユーザー側で手軽にできるセキュリティ対策だ。
最後に、ユーザー側が実践しておくべき基本的なセキュリティ対策をチェック。各銀行がいくらセキュリティ対策やシステム構築を万全に行っていても、ユーザー側の危機管理の意識が低ければ、トラブルに巻き込まれてしまうことは避けられない。セキュリティ対策の基本を、しっかりと抑えておこう。
1)パスワードや暗証番号の定期的な変更
こまめに変更していれば、パスワードが漏れて不正利用の被害を受けるリスクも少なくなる。当然ながら、誕生日など分かりやすい個人情報をもとにした番号はNGだ。
2)パソコンのウイルス対策を万全に!!
スパイウェアに個人情報を抜き出されないよう、セキュリティソフトをきちんと入れておくのは基本中の基本。不用意に他人のパソコンで取引を行わないことも重要だ。
3)ログイン履歴を細かく確認しよう
取引システムにログインした覚えがないのに、履歴が残っていれば不正利用に気づくことができる。取引の受付通知メールなども、すぐに確認できるように設定しておきたい。
利用方法特集
セキュリティ特集