2011年07月11日 09時30分
「サマージャンボ宝くじ」発売 西銀座に800人の列
『サマージャンボ宝くじ』が全国で一斉発売され、西銀座チャンスセンターの前には約800人の購入者が列を作った (C)ORICON DD inc.
夏の恒例くじ『サマージャンボ宝くじ』が11日、全国で一斉に発売された。東京・中央区の“宝くじの名所”として知られる「西銀座チャンスセンター」前には発売開始前から一攫千金を夢見る約800人が行列を作り、次々と宝くじを買い求めた。今回は1等・2億円、2等・1億円などが当たる同くじのほか、昨年初めて実施し好評だった『1000万サマー』の当せん金額が大幅アップ。2000万円の当せん確立が宝くじ史上最高となっている『2000万サマー』も同時発売されている。
9日に梅雨明け宣言が出された関東はこの日、朝から気温が上昇。集まった宝くじファンは額の汗をぬぐい、うちわや扇子で涼を取りながら炎天下で行列を作った。毎回100枚購入しているという埼玉在住70代の男性は「当たらねぇかな、当たらねぇよな、と思いながら毎回買っちゃう。3億円当たったら孫たちに家でも買ってやりたいね」と期待に胸をふくらませた。
また、同所で行われた発売開始イベントには今年5月に俳優の中村昌也と結婚したタレントで歌手の矢口真里が登場。宝くじが当たったら結婚式にたくさんのウエディングドレスを着たいと語り「あと、旦那さんの身長が192cmなので、192cmのウエディングケーキを作っていただくとか。夢が膨らみますね」と笑顔を見せた。
今年の『サマージャンボ宝くじ』の当選金額と当選本数は、1等・2億円が26本(26ユニットの場合・以下同)、1等の前後賞・5000万円が52本、2等・1億円が26本で、1等と2等の本数を合わせると52人の億万長者が誕生する。『2000万サマー』は1等2000万円が400本(8ユニットの場合)。
両くじの発売は7月29日まで。運命の抽選は8月9日にNHK大阪ホールで行われる。