“お菓子の非常食”今年も各社から続々発売

8月2日に発売される(左から)『コアラのマーチビスケット<保存缶>』(ロッテ)、『ミルクキャラメル缶』(森永製菓)、『ビスコ保存缶』(江崎グリコ) [拡大する]

8月2日に発売される(左から)『コアラのマーチビスケット<保存缶>』(ロッテ)、『ミルクキャラメル缶』(森永製菓)、『ビスコ保存缶』(江崎グリコ)

 防災の日(9月1日)を前に、江崎グリコ、森永製菓、ロッテは8月2日より、“お菓子の非常食”を期間限定で発売する。東日本大震災とその後の余震・誘発地震を受けて高まっている防災対策。各社は非常用として長期保存できるお菓子を毎年のように発売しているが、今年は例年以上に注目を集めそうだ。

 4年前から防災用商品を展開している江崎グリコは今年、震災以降に消費者より問い合わせが多く寄せられたというクリームサンドビスケットの『ビスコ保存缶』を発売。森永製菓は『マリー缶』『ミルクキャラメル缶』を、ロッテが発売する『コアラのマーチビスケット<保存缶>』で、同社がこの商品を全国展開するのは今年で3年目。3月11日の震災直後には、被災地への救援物資として提供されたという。

 また、いざという時のためにロッテは缶に災害用伝言ダイヤルの手引書を記載しているほか、森永は同社の人気キャラクター・キョロちゃんが解説する防災用のしおりなどを配布する。

 これら商品の賞味期限は5年間。1899年生まれの『ミルクキャラメル』、1933年から続く『ビスコ』など、ロングセラーブランドを投入している点も特徴だ。また、『コアラのマーチ』はビスケットにコアラの絵柄をプリント。非常用の食品類は味気ないパッケージのものが多いが、各メーカーは幅広い世代から長年親しまれているブランドと馴染みのある味・デザインで非常時のカロリー摂取のほか、不安に怯える子どもや張りつめた気持ちで災害に対峙する大人に対して“ささやかな癒し効果”を期待する。

 そのほか、グリコは今年から新たに2年間保存可能できる、加熱不要なレトルトカレー『常備用カレー職人<中辛>』を8月9日より発売。森永は震災時に農林水産省を通し被災地に180万個寄付し、“手軽に栄養補給ができる”として自衛隊員も利用したという『ウイダーinゼリー エネルギーイン』(賞味期限10ヶ月)を非常用食品としてアピールし、菓子のみならず食品の分野にも取り組んでいく。

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