2009年11月05日 06時00分

タランティーノ監督に、ブラピから「物語の前編を作って」

ブラッド・ピット(右)がクエンティン・タランティーノ監督にラブコール? (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

ブラッド・ピット(右)がクエンティン・タランティーノ監督にラブコール? (C)ORICON DD inc. 

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 4日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで映画『イングロリアス・バスターズ』のジャパンプレミア上映会が開催され、クエンティン・タランティーノ監督と主演のブラッド・ピットらが舞台あいさつを行った。和風の衣装で現れたタランティーノ監督は「日本でキャストと一緒に最後の花火を打ち上げられて、嬉しくてしょうがない」とマイクを叩いたりして喜びを爆発させた。さらに、ブラッドからは「ぜひ、この物語の前編を作っていただきたい」とリクエストまで飛び出し、タランティーノ監督との再タッグに意欲をみせた。

 ブラッドは「僕の俳優人生の中で、こんな作品に出会える機会は1回か2回くらいしかない。パーフェクトな出来。真のタランティーノ作品」とタランティーノ監督に最大限の賛辞を送り、「監督の脚本にはすべての地図が書かれてあって、その道をたどっていけば間違いがない。シナリオ通りに演じたら、出来上がっている。これは、レアな経験でした」と作品アピール。 ナチスに家族を処刑され、復讐を誓って生きる女性・ショショナ役の仏女優メラニー・ロランも「アメリカの映画に出たい、ハリウッドで活躍したいと夢を見ている女優はたくさんがいるが、私はタランティーノ監督と仕事をするのが夢だった。そのほかのことはどうでもよかったのよ」と、ブラッドも眼中にない素振りで、タランティーノ監督を喜ばせた。

 『キル・ビル』(2003年)に続いて、2回目のタランティーノ作品に参加した仏女優ジュリー・ドレフュスも負けじと、「監督からまた役をいただいて本当に心から感謝したいと、贈り物なので、ありがとうございますといいたいです」と日本語でコメントしながら投げキッス。

 モテモテのタランティーノ監督は「僕たちも作っていて本当に楽しかった。今日はありがとう」と上機嫌のまま、名残惜しそうに舞台を去っていった。

 映画『イングロリアス・バスターズ』は11月20日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほかにて全国公開。

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