2009年12月15日 12時30分

中尾彬、50周年の教育テレビに提言 「教育という言葉を取って」

NHK教育テレビについて語る中尾彬 (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

NHK教育テレビについて語る中尾彬 (C)ORICON DD inc. 

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 1959年より放送開始したNHK教育テレビは50周年を迎えた今年、さまざまな記念番組やイベントを行ってきたが、その集大成として31日に放送される『ETV50 もう一度見たい教育テレビフィナーレ』の収録が15日、東京・渋谷の同局で行われ、司会を務めるTOKIO城島茂、ゲストの中尾彬らが出席した。普段は芸術や料理番組を良く観るという中尾は、「もっと大人の観られる番組を増やしてほしい。あと、教育という言葉を取ってほしい。上から目線みたいで」と提言し、同番組プロデューサーをうならせた。

 同番組では11月から募集した「もう一度観たい教育テレビ」リクエスト総数約55万通からランキングの最終結果として一挙ベスト50を公開。第1位の番組をアンコール放送するほか、新作も登場し、城島と水木一郎のデュエットなども披露される。今年1月からETV50応援団長として関連特集番組に出演してきた城島は、「子供の頃から“教育”を観て育った。記念する年に応援団長として携わることができて光栄」と振り返り、「学ぶ楽しさや色んな知識をTVを通じて伝えていってもらいたい」とエールを送った。

 50周年の歴史以上に年を重ねている中尾は、「正直言って、あんまり観たことないんだよね」と笑わせ、パパイヤ鈴木は「このシュールさはここでないとできない不思議さがあって。視聴率といわれる世の中で、自信を持ってシュールなものをやっている局なんじゃないかと思います」と絶賛した。また、『おかあさんといっしょ』で2代目うたのおにいさんを務めた水木は「30年ぶりにNHKで歌わせてもらった。ずっと歌い続けていけるような愛のある歌を伝えていってもらえれば。今日(の収録で)はうたのおにいさん的な『Z』が出ればいいな」とおなじみのフレーズで笑いを誘っていた。

 会見にはほかに田中真弓、岡野綾、チョー、いつもここからのほか、『できるかな』のキャラクター・ゴン太、ETVのイメージキャラクター・Mr.脳が愛らしさを振りまいていた。『ETV50 もう一度見たい教育テレビフィナーレ』は31日、後4:00〜6:55に教育テレビで放送。

着うた(R)/着うたフル(R)
 水木一郎水木一郎 with エターナル・キッズ田中真弓

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