2010年07月07日 05時00分

夏にもバレンタイン? 七夕に新たな夏の告白イベント

メリーチョコレートが“サマーバレンタイン商品”として発売している『トゥインクルスター』(税込500円)  [拡大する]

メリーチョコレートが“サマーバレンタイン商品”として発売している『トゥインクルスター』(税込500円) 

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 織姫と彦星が年に一度出会う七夕(7月7日)を“夏の愛の日”とし、メリーチョコレートは今年から新たなイベント『サマーバレンタインデー』を提唱している。6月下旬よりオリジナル商品を3種類発売しているほか、2日に発売となったブルーレイ&DVD『バレンタインデー』(ワーナー・ホーム・ビデオ)とコラボレーションしたキャンペーンも実施。メリーチョコレートによると1年目にもかかわらず反響は好調で、店頭の商品が品薄になることもあるという。

 夏場はお菓子にちなんだイベントが少ないこともあり、近年、菓子業界や百貨店は7月7日を織姫と彦星の物語にちなんで“愛の日”とし、さまざまなスイーツを関連商品として売り出している。そんな流れに、日本で初めて2月14日のバレンタインデーを提唱・慣習化させたメリーチョコレートも参戦。7月7日を「メリーのサマーバレンタインデー」として日本記念日協会に登録し、同イベントの訴求に力を入れることになった。同社はチョコレートのほか、星型のフルーツゼリーも用意して、若い世代を中心にアピールしている。

 「愛する人への気持ちや、感謝の想いをスイーツに託して伝える日」だというこの日は“女性から男性へ贈る”2月14日のバレンタインデーとは異なり、男女どちらからでも贈ってもOK。このイベントが“夏の風物詩”として定着するか、注目が集まる。

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