ファストリ、バングラデシュで貧困救済ビジネスを展開

バングラデシュでの合弁会社設立を発表した(左から)ムハマド・ユヌス総裁と柳井正社長 (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

バングラデシュでの合弁会社設立を発表した(左から)ムハマド・ユヌス総裁と柳井正社長 (C)ORICON DD inc. 

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 ファーストリテイリングは13日、都内で会見を行い、今年9月にバングラデシュで100%出資の新会社を設立する予定であると発表した。また、10月にはノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌス氏が総裁を務めるグラミン銀行とともに合弁会社を設立する。この取り組みはバングラデシュを取り巻く貧困問題を服の企画・生産・販売を通じて解決させるもの。商品の素材調達や生産、物流、販売はバングラデシュ国内で行うほか、同ビジネスで得た収益は同取り組みに再投資する。

 同取り組みでは貧困層が自立した生活を営むための職業訓練を実施するほか、確実に購入できる価格で商品を販売することで生活改善につなげる。また、グラミン銀行は商品企画へのアドバイスを行うほか、同社のネットワークを活用した販路の開拓・販売を行う。初年度は250名の雇用機会を創出し、3年後には1500人まで拡大させる予定。なお、同社は2008年11月にもバングラデシュでの生産を目的とした合弁会社に出資をしている。

 会見には柳井正社長のほか、ユヌス氏も出席。柳井社長は世界で7番目に多いバングラディッシュの人口と未来の可能性に触れ「バングラデシュはいずれ中国のようになる」と語り、ユヌス氏は「ユニクロはバングラデシュにソーシャルビジネスを作り出そうとする企業である」と賞賛した。

 バングラデシュは繊維産業を中心とした成長が見込まれているものの、人口1億5800万人のうち、36.3%の貧困層が存在し、衛生面や教育などさまざまな課題を抱えている。

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