2009年11月26日 06時00分
大泉洋、謎解きゲームの「謎解きが邪魔」発言で冷や汗 『レイトン教授』最新作完成披露会
大泉洋 (C)ORICON DD inc.
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人気ゲームシリーズの第4弾『レイトン教授と魔神の笛』(ニンテンドーDS用)の完成披露会が25日、東京国際フォーラムで一般ユーザー1000人を招待して開催され、レイトン役の俳優・大泉洋らボイスキャストが顔を揃えた。トークセッションで大泉は「謎解きが邪魔で…」とゲームのウリを否定するまさかの失言で、慌てて「自分の声が聞きたくて、ストーリーを進ませたいんだけど、謎が解けないから…」と弁解して大汗をかいた。
同作はキャラクターのレイトン教授と少年ルーク(堀北真希)とともに、謎解きをしながら難解の事件の真相に迫る新感覚のミステリーエンタテインメント。2007年2月発売の『レイトン教授と不思議な町』に始まり、これまでの3作品で世界累計販売本数790万本を記録した。今回の新作はセカンドシーズンの第1弾として、新たな3部作の幕開けとなる。
イベントには2人のほか、セカンドシーズンから登場するレイトン教授の助手・レミ役の相武紗季、宿敵・デスコール役の渡部篤郎、今作のみのヒロイン・ユラ役で声優に初挑戦した南沢奈央が出席。「とてもワクワクしています。レイトン教授とルークにこれからどう絡んでいくのか楽しみ」(相武)、「緊張して、声が出なくなったりしたけど一生懸命頑張りました」(南沢)と見どころなどを話した。
堀北も「新作では世界の終わりを予言するルークの暗い一面が描かれている」としっかりアピールしたが、相棒役の大泉から冒頭の発言が飛び出すと、フォローではなく「レイトン教授は英国紳士と言ってますが、(渡部演じるデスコールと比べて)どっちが紳士ですか?」ととどめのひと言。
大泉は、舞台裏のエレベーターから降りる際、エレベーターガールのように扉を押さえて堀北らを先に降ろしていたと渡部のレディファーストぶりを明かしたうえで、舞台裏と会場で白旗宣言。「今日のステージではボロ負けしましたが、ゲームの中では負けません」とうまい落としどころを探し、制作するレベルファイブの日野晃博社長も「大泉さんの面白さとレイトン教授のギャップも楽しい」と寛大に受け止めていた。
イベントでは歌手の安藤裕子がエンディングテーマ曲「ラフマベティ−君が僕にくれたもの−」を披露したほか、早くも次回作、シリーズ第5弾『レイトン教授と奇跡の仮面』(2010年秋発売予定)や、セカンドシーズンではゲームの物語を映画でつなぐ新たなクロスメディア構想も発表。『魔神の笛』と『奇跡の仮面』をつなぐ映画『レイトン教授と永遠の歌姫』は12月19日(土)より全国東宝系で公開される。
大泉洋|大泉洋 with STARDUST REVUE|安藤裕子