2010年06月16日 14時00分
カメルーン戦、4人に3人が“勝つとは思っていなかった”
4人に3人が“勝つとは思っていなかった”カメルーン戦
■その他の写真ニュースはこちら
インターネット調査会社マクロミルは15日、サッカーワールドカップ南アフリカ大会の日本vsカメルーン戦を国内で観たモニター300人を対象に、試合放送直後から15日午後1時まで実施したアンケート結果を発表した。【負けると思っていた】が59.7%、【引き分け】が15.3%で、合算すると“勝つとは思っていなかった”人が75%を占めた。同試合の瞬間最高視聴率は関東が試合終了直前49.1%、関西は本田圭佑が得点した直後の45.3%(ともにビデオリサーチ調べ)と異例の高視聴率だったが、大半の視聴者が勝利を期待してはいなかったという心情が浮き彫りとなった。
14日深夜、NHK総合で生中継されたサッカーW杯南ア大会。日本がカメルーンを1-0で下し大きな感動を呼んだ1次リーグ初戦だったが、前述の意識調査の結果が示すとおり勝利を期待していなかったのか、喜びと同時に驚きが大きいようで「まさか勝つとは。久しぶりに感激」「批判されても結果を出す岡田監督に脱帽」など、同アンケートには岡田ジャパンを称賛する声が集まった。
同試合で「活躍した選手」については、勝ち点を決めた【本田圭佑】選手が37.3%で1位。続いてゴールキーパーの【川島永嗣】選手が16.3%で2位、本田選手をアシストした【松井大輔】選手が15.7%で3位となった。また全体の86%のモニターが次のオランダ戦でも日本を「応援したい」と回答している。第2戦となるオランダとの試合は19日(土)午後7時からテレビ朝日系で放送。ゴールデンタイムでの放送とあって、次の試合では視聴者の“勝つと思う”という、より熱い期待が集中しそうだ。
【調査概要】
調査時期:2010年6月15日(火)1:20〜13:00(※試合終了直後の期間に限定、実施)
調査対象:300サンプル(ワールドカップ南アフリカ大会 日本vsカメルーンの試合を観た10代〜50代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネットリサーチ
調査機関:株式会社マクロミル