2011年12月01日 19時58分
楽しんご、流行語TOP10入りで来年に暗雲「普通のオカマに戻ります」
『2011年ユーキャン新語・流行語大賞』発表・授賞式に出席した楽しんご (C)ORICON DD inc.
お笑い芸人の楽しんごが1日、自身のギャグ「ラブ注入」が『2011年ユーキャン新語・流行語大賞』(現代用語の基礎知識選)のトップテン入りを果たしたことを受け、都内で行われた発表・授賞式に出席。“獲ると翌年はブレイクしない”という芸人にとって不吉な噂がある同賞だが、「そしたら(来年は)普通のオカマに、普通の整体師に戻ります」と明るくコメント。「頑張って笑いと癒しを届けたい」と来年の目標を控え目に語った。
今年は震災関連の言葉がトップテンのうち半数を占めたうえに「帰宅難民」「絆」「風評被害」など受賞者がいない言葉が入っており、「ラブ注入」はエンタテインメント界で唯一の受賞に。ステージに登場した楽しんごは「このネタは昔の相方のお姉ちゃんが言ってた言葉をパクった」と赤裸々に語り、「やっぱり人を踏み台にしないと成功しないんだなって思いました!」と会場を笑わせた。
また、東幹久のものまねからラブ注入を披露。キメのV字開脚を間近で見た選考委員の姜尚中東京大学教授は独特のテンションに苦笑いを浮かべ、歌人の俵万智は「息子がファンなので」と携帯電話を手に熱心に撮影していた。
そのほか、トップテンには「こだまでしょうか」「3.11」、「スマホ」、「どじょう内閣」、「どや顔」がトップテン入り。年間大賞は「なでしこジャパン」が受賞している。