2011年12月31日 18時27分

GREE(グリー)とコーエー、中国大手に『100万人の三國志』提供

 GREE(グリー)とコーエーテクモゲームスは人気ソーシャルゲーム『100万人の三國志』を、中国ネット大手のTencent社に提供を始めた。Tencent社とグリーは2011年1月に業務提携。両社プラットフォームの仕様共通化などを行っている。

 中国版のタイトルは『一?人的三国志(1億人の三國志)』。三国志の世界を舞台に、ユーザーが君主となって、数々のユーザーとコミュニケーションを取りながら中原の統一を目指すゲームで、プレイ中に発生する「官渡の戦い」や「赤壁の戦い」といた三国志の有名なエピソードにまつわるイベントをクリアすれば、自陣営に強力な武将を加えていくこともできる。

 『100万人の三國志』は日本での累計登録会員数が130万人以上となる人気タイトル。三国志は中国国内でも人気が高いことから、7億1000万以上のアクティブユーザーを抱えるTencent社への提供を決めた。グリーは「中国では、急速な勢いでモバイルゲームユーザーが増加しており、市場規模のさらなる拡大が予想される」としており、今後も「コーエーテクモゲームスとグリーは、引き続き中国市場へのソーシャルゲームの展開を進めてまいります」としている。

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