2008年12月11日 15時00分

消費者が選ぶ今年の“ベスト中古車”、トヨタ『プリウス』が根強い人気

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 車販売のガリバーインターナショナルのシンクタンク、ガリバー自動車研究所は、今年で6回目となる『ガリバー・カー・オブ・ザ・イヤー2008』を発表。中古車部門大賞はトヨタ『プリウス』が選出された。ハイブリッドカーの代表的な存在である同車は、環境問題の関心の高まりに加え、ガソリン価格が高騰した今年は特に注目を集めており、「購入するならこのクルマ賞」の中古車部門も受賞。また、新車部門の大賞にはトヨタ『クラウン/クラウンハイブリッド』が受賞している。

 『プリウス』の2冠について同研究所は「ハイブリッド専用車種ということで、ユーザーに性能の高さを伝えやすく、ブランドが確立していることもトップ獲得の要因と言える」と分析。

 また、再び売る際に価値があると思われる車に贈る「リセールバリュー賞」には、トヨタの『アルファード』『ヴェルファイア』が1位に。3位に日産の『GT-R』が入り、高級車がトップ3を独占する形になった。しかし、4位にはスズキの『ワゴンRスティングレー』、5位にも同じくスズキ『ラパン』などの軽自動車もランクインしており、「人気の2極化傾向も表れている」(同研究所)という。

 同賞は運転免許証を所有している18歳から69歳の男女1000人にオンライン調査を実施し、得票数によって受賞車を決定。また、「リセールバリュー賞」は全国の自動車流通市場の相場データから算出して選出している。






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