伊藤園、茶殻入りの紙ナプキン開発〜緑茶飲料の茶殻をリサイクル

伊藤園の緑茶飲料で排出される茶殻を利用した『お茶殻入り紙ナプキン』  [拡大する]

伊藤園の緑茶飲料で排出される茶殻を利用した『お茶殻入り紙ナプキン』 

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 飲料メーカーの伊藤園は8日、緑茶飲料を製造する際に排出された茶殻を配合した『お茶殻入り紙ナプキン』を和歌山県の溝端紙工印刷と共同開発、販売することを発表した。同商品は水分を含んだままの茶殻を有効活用する同社独自の「茶殻リサイクルシステム」を活用して製品化したもので、ほのかなお茶の香りが特長。伊藤園はこれまでにも同リサイクルシステムを使い、ベンチや自動販売機、畳などの商品を開発している。

 茶殻を微粉砕して作られた同商品には、1000枚あたりに同社のトップブランド『お〜いお茶』の500mlペットボトル約36本分の茶殻を使用。紙パルプに茶殻を配合することで紙原料の使用量を削減できるほか、抗菌・消臭効果があるという。

 同社では茶系飲料の売上拡大に伴い、製造過程で排出される茶殻の量も年々増加しており、茶殻を環境配慮型の工業製品などに有効活用する研究を開始。本来乾燥させる必要がある茶殻を、多量の水分を含んだ状態でリサイクル先の製造工場へ輸送するシステムを構築し、乾燥工程にかかるコストやエネルギーを削減させることに成功した。

 現在は抗菌性と独特の風合いが注目され、食品トレー類と茶殻を配合した樹脂で作ったベンチ、茶配合樹脂を含んだパネルをとりつけた自動販売機などが寺院や病院などで利用されているほか、お茶が持つ消臭効果を活かした靴の中敷き、ゴミ箱なども生産されている。

 『お茶殻入り紙ナプキン』は今月中旬より、溝端紙工印刷が全国で販売。小売価格は100枚入りパックで80〜90円程度になる予定。

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